2020に向けた東京都の取り組みがすごいです!都内の飲食店なら、外国人向け多言語翻訳メニューをタダで作ることができるWEBサイトがあります。無料で12もの言語に翻訳することができ、多様なメニュー表記に対応しています。使い方や作成できるメニュー例、サービスについてご紹介します。
スタッフ対応の強化より手軽で簡単 翻訳メニューでおもてなし
外国人観光客への対応を整えるためにすべきこと、それは言語対応です。
飲食店においてまずはメニューの多言語化が求められますが、外国語が堪能なスタッフや外部への翻訳委託はコストも気になるところです。特に小規模な店舗ではそのためだけに新たにスタッフを雇うことは難しいですよね。
実は多言語メニューを無料で作成できる方法があります。東京都が開設した「EAT東京」というサイトをご存じでしょうか?東京都にお店を構える飲食電であれば、誰でも無料でメニューを多言語翻訳することができます。料理の内容も細かく表示できるためお店に合わせたメニュー作成ができ、メニューを翻訳したい飲食店にはかなりオススメです。
多言語メニューが作成できるWEBサイト「EAT東京」
東京都では外国人環境客へのおもてなし事業の一環として「EAT東京」というWEBサイトを運営しています。このサイトでは店名と電話番号を登録するだけで、多言語メニューを無料で作成することができます。
12言語に翻訳できる!
EAT東京で作れる多言語メニュー、対応する言語はなんと12言語!英語・韓国語・中国語はもちろん以下の言語に無料で翻訳することができます。
英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、アラビア語
これだけの言語が揃っていれば客層に合わせてメニューを作成することが可能ですね。メニュー作成では表示させたい言語を5言語まで選択することが可能です。
料理の詳細情報も翻訳できる
暖かい料理、冷たい料理、何人前か、価格などの基本情報だけでなく、食材を絵文字で表記できるため、食品アレルギーを持つ方や宗教戒律に対応したメニューが作れます。
セットやコースメニューにも対応
EAT東京のメニュー作成には「おまかせ」と「こだわり」があり、こだわり作成では店舗に合わせたメニューが簡単に作成できます。例えばランチやディナーでメニューを分けたり、定食などのセットメニュー、宴会でのコースメニューも料理を選んでいくだけ。多彩なメニューの店舗にも対応しています。
またデザインやレイアウトだけでなく写真も追加することができるので、目で見てわかりやすいメニューを作ることができます。
メニュー作成は作りたい内容を選択していくだけ
WEB上で作成するなんて、パソコンに慣れていないと作れないのでは?いえいえ、そんなことはありません。日本語で表示したい内容をクリックし選択していくだけでサクサクメニューが作れます。作成の簡単な流れをご紹介します。
・まずは店名と電話番号を入力して登録
・表記したい言語を選んで、ドリンクやデザートなどの料理グループを選択
・お好みの背景やレイアウトを選択
・検索して一覧から料理名を登録
・最後に価格などを設定
基本的には表示したい内容をクリックで選択していくだけ!あとは印刷して完了です。
ダウンロードして使えるコンテンツもいろいろ
飲食店で見逃しがちなのが調味料です。「この調味料なんだろう……」となんだかわからないままかけてみる不安を経験したことありませんか?東京EATでは多言語表記した調味料ステッカーもダウンロード可能です。
他にも禁煙・喫煙表示やトイレガイドなど飲食店に必要な案内を簡単に多言語化できるツールが無料でダウンロードできます。
これが全部タダ。ほんとに知らなきゃ損ですね!
しかも、このサイトでメニューを作るとさらにすごい特典があります。
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