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東京の飲食店さんは、○○するだけで無料で広告を出すことができる!

これを書いてるのは2019年11月。だんだんオリンピックムードですね。訪日客目当てで何かチャンスがないだろうか?と考えている飲食店さんにおすすめの情報をお届けします。東京都限定の話ですが、街頭のサイネージ広告や外国人向けサイトに無料で掲載してもらう方法があります。

方法は、このサイトで外国語メニューを作るだけ(無料)

まずはこちらのサイトを見ましょう!
●多言語メニュー作成支援Webサイト(東京都)


これは東京都がインバウンド対策として行っている事業の一つ。東京2020オリンピックに向けて東京都はいろいろなサービスを展開しているんですよね。

東京都のサイトで、外国人向けの多言語メニューをタダで作れる!」という別の記事でも紹介しましたが、このサイトでは、外国語対応メニューの作成を無料でやってくれます。
翻訳会社やデザイン会社に一円も払うことなく、4カ国語表記の外国語メニューを作成できます。

このサイトの中盤に、観光客向けの街頭デジタルサイネージに情報が掲載できるとか、外国人向けサイトに掲載できるとか書いてあります。
メニューの作成が無料なのに、特典までタダでついてきます。これ、お得なヤツです!

唯一の条件は、東京都内の飲食店であること

トーキョー2020に関する事業なので、都内に店舗がある飲食店さんしか利用できません。最初に店舗情報を登録しないとメニュー作成画面に進めないので。
都内に店舗があるかどうかは、電話番号で認識しているだけのようです(携帯電話、フリーダイヤル、別の電話番号を使いたい場合は店舗URLを送って判定する仕組みのよう)。

お店の宣伝になる特典が、いろいろあります!

このサイトでメニューを作ると、「ステップ5」の店舗情報入力フォームに次の項目が出てきます。
これにチェックを入れましょう。そうすると以下は自動的についてきます。すべて無料です。

1 外国人向けの飲食店検索サイトに掲載される

●外国語メニューがある飲食店検索サイト
Search Page for Restaurants with Multilingual Menus

東京都が運営する、外国人向けの「外国語メニューがある飲食店検索サイト」に掲載されます。
場所、喫煙席の有無、価格帯、料理ジャンルなど複数の条件で検索できます。
ちょっと残念なのが、ベジタリアン、ハラール、ビーガン検索ができないことですね〜。
ちなみにこのサイト、クーポンを付けることもできます。
それなのに、2019年11月13日時点で、クーポン付きの店検索をしても登録数はたった10店舗!!
これはやるしかない。
ソフトドリンク1杯無料くらいなら、全然痛くないしね。

2 街頭のデジタルサイネージで紹介してくれる

オリンピックに合わせて、都内には画像のような観光案内用デジタルサイネージが設置されます。タッチパネル式で周辺の観光情報、ATMやロッカーの情報が見られるそうです。
「外国語メニューがある飲食店検索サイト」に掲載されている店舗情報も、ここで紹介されます。


3 屋内型のデジタルサイネージもある

屋内用のデジタルサイネージもあります。都内の観光情報センター、観光案内窓口に設置されるそうです。これも屋外型と同じ情報を調べることができます。

4 観光の公式サイト「GO TOKYO」にバナー広告が出る(?)

東京都の公式観光サイトです。
●GO TOKYO(東京都)
9カ国語の表示が可能な上、英語の読み上げ機能もついています。
まだ発展途上なのかわかりませんが、「バナー広告」がどれを指しているのか、条件はないのか現段階では情報が出ていません。

5 フリーWi-Fiの検索サイト「TOKYO FREE Wi-Fi」にバナー広告が出る(?)

これも東京都が運営しているサイト。
●TOKYO FREE Wi-Fi
フリーWi-Fiスポットのエリアマップです。4カ国後の表示が可能。
海外だとネットはタダ乗りが当たり前という国が多いので、日本のガッチリブロック環境は観光客にとっては大変なストレスなんだそうです。それを打開するために、東京都は「FREE_Wi-Fi_and_TOKYO」と銘打ってスポットの拡充を行っています。

しかし、これも店舗情報がどのように掲載されるのか詳細不明です。

意外と周知されてない模様

「外国語メニューがある飲食店検索サイト」を見ると、意外とまだ登録数が少ないです。新宿、銀座などは100以上の店舗が登録されていますが、秋葉原は46店舗、お台場は28店舗、六本木は45店舗と、かなり少ないです(2019年11月13日時点)。
絶対やった方がいいですよ〜!

すべての画像出典:http://www.menu-tokyo.jp/menu/

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