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患者の奪い合いがますます激化!歯科医院が生き残るには

歯科医師は医師としての技術の向上はもちろん、黒字経営を維持するため、マーケティング、集客スキルも必要な時代になりました。日常的に現場に立つ歯科医師がマーケティングや集客スキルを学ぶのは大変なことですが、生き残るために必要不可欠なことを確実に行っていけば他院との差別化ができるでしょう。ここでは歯科医院業界の現状と、黒字経営に必要な見込み患者の集客方法について詳しく解説します。

なぜ歯科医院業界は激戦区といわれるのか

データで見ると、歯科医院の数は数年前からそれほど変化していません。しかし歯科医師の数は年々増加しているんですよね。


医師・歯科医師・薬剤師調査の概況
参考資料:厚生労働省・平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/16/dl/kekka_2.pdf

この数字が何を示しているかというと、歯科医院数に対して歯科医師が多すぎるために開業や就職ができていないということなんです。

開業できたとしても、患者の争奪戦に破れ数年で閉院……というケースも非常に多く見られます。生き残りをかけて黒字経営を続けるには何が必要なのでしょうか。

歯科医院が生き残るために必要不可欠なこと

1.「利益が取れる診療」を希望する患者を集客する

エゲツない話ではありますが、歯科医院の安定した黒字経営を目指すには「利益が取れる診療」を受けたい患者を増やすことが必要です。利益が取れる診療とは自費診療ですね。保険適応外の診療のことです。

例えばインプラント治療、口臭治療、ホワイトニング治療、歯列矯正治療などが挙げられるでしょう。ただ「絶対に保険適応内で治療したい」という患者に高額な自費治療をすすめても「成約」は難しいですよね。はっきりいえば、この患者は歯科医院が来てほしい患者ではないということなんです。利益が見込めない患者の治療ばかりに時間を費やしてしまうと、経営に必要な利益が確保できません。

だからといって「ご近所だから来てみた」、「○さんが来てたから」というような理由で来院する患者を断るということでは決してありませんよ。あくまでも利益が取れる診療を受ける患者を集客できるかということがポイントなんです。

2.歯科医院が得意な診療の強みを全面的にアピール!

最近では専門性の高い治療を行っている歯科医院が増えています。専門性が高い歯科治療は保険適応外のものが多いので、できるだけ診療数を確保したいものです。

ただ専門性が高い治療は設備、歯科医師の技術、資格、スタッフ人員が揃わないと難しい部分が出てきますから、そこはバランスですね。どこまで設備投資が可能か、専門性が高い治療を行える歯科医師がいるかどうか、優秀な歯科衛生士が揃っているか見極めが大切です。

「利益が取れる治療を希望する患者」のニーズと「歯科医院が得意な治療」がピッタリ合うように、ホームページで丁寧に自院をアピールしましょう。治療への不安、疑問がすべて解消するようなコンテンツを作ることが大切です。もちろんSEO、MEO対策も行っているのが前提ですよ。

MEO、SEOについてはこちらの記事もご覧ください。

似ているようで別物!?MEOとSEOの違いとは
https://ino-ue.jp/pr_magazine/analysis/183/

今すぐできる!Googleマップで上位表示される施策とは
https://ino-ue.jp/pr_magazine/analysis/151/

3.広告を適正に運用する!

リスティング広告を適正に運用すれば、集客したい患者の来院、問い合わせ増に繋がります。ターゲット層に合わせてSNS広告を活用するのもいいですね。

例】
結婚を控えた30代女性 → 短期間で可能な歯のホワイトニング治療の広告をSNSに出稿
子どもの歯並びに悩む40代女性 → 目立たず痛くないマウスピース矯正治療の広告をリスティング広告で出稿 など

リスティング広告についてはこちらの記事もご覧ください。

わかりやすい!リスティング広告が表示される仕組みとは
https://ino-ue.jp/pr_magazine/analysis/199/

歯科医院が生き残るには他院との差別化が必要!

今後歯科医院が生き残るには、利益が取れる治療を希望する患者をどれだけ集客できるかがポイントになるでしょう。見込み患者に選んでもらうために「他院にはない技術、魅力」もしっかりとPRしていきましょう。

患者と求人スタッフを逃さない歯科医院のホームページについては、こちらの記事もご覧ください。

以上、熱血野郎でした~。

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