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Webライティングに画像も必須な理由。画像SEOのやり方を解説します

Webにテキストをアップするなら、画像も付けるようにします。テキストだけで表現できる内容でも、適切な画像を用意して画像にもSEO対策をすると、流入数アップ、検索上位化と、いいこと沢山。画像SEOの有効性とその方法を解説します。

ゴミ記事がGoogle先生にチヤホヤされてる理由

ネットで何か調べ物をすると、検索上位にヒットするページがどれも似通っていることがあります。試しに、「小麦粉 賞味期限切れ」で検索してみてください。上位5位までのうち、日清製粉の公式サイトを除けばほぼ同じ構成とコンテンツです。↓みたいな感じ。

・賞味期限と消費期限の違い
・賞味期限は未開封の場合の期限
・小麦粉の正しい保存方法
・色や匂いに変化があったら使わない
・賞味期限が切れていたら念のため食べるのをやめよう
・賞味期限が切れた小麦粉の活用法

「小麦粉 賞味期限切れ」で検索している人は、賞味期限が切れた小麦粉を片手に、食べるべきか捨てるべきか?と迷っているはずです。今さら開封時の注意なんて読んでも後の祭りだし、「賞味期限とは」なんて講釈は心底どーでもいい。
「パンを作ったら不味かったけど、お好み焼きなら余裕で食える。ちなみに一年切れw」
「賞味期限5年過ぎた小麦粉で三日寝込みました。食べるな危険」
こういうリアルな情報を知りたいですね。
なのに、関係ない情報が多すぎ、回答もくだらない

賞味期限が切れた小麦粉を食べてもいいかどうかなんて自己責任だから、誰もお墨付きを与えてくれないのは当たり前ですが、「念のため食べない方がいい」なんてしょうもないオチなら、一行で十分。2,000文字も読ませんな、早く言えって感じです。

それなのに、「小麦粉 賞味期限切れ」で検索すると、こういう役に立たないゴミ記事が上位表示されます。現在ネットでは、「小麦粉 賞味期限切れ」に限らず同じ現象が散見されます。これらのゴミ記事は、SEOのプロが作ったSEO対策記事です。
だから、これらと渡り合おうとするなら同じテクニックを持っていなければなりません。
そのテクニックの一つが、画像の使い方です。
(他にもSEOテクニックについては記事を書いていきます。見出しの下の「SEO」タグをクリックして見てください)

「小麦粉 賞味期限切れ」で検索した上位表示サイトを見てみると、どれも画像が沢山使われています。小麦粉の画像、お料理する女性の手の画像、小麦粉にバターを落とした画像、小麦の穂の画像(笑)。どれも単なるイメージで、情報として価値があるわけではありません。
では何のために?
この画像は、SEO的に意味があるから入れているのです。

画像SEOの基本テクニック

具体的な画像SEO対策のやり方を紹介します。難しく思うかもしれませんが、自分でWebサイトをいじっている人ならわかるはず。Web担当者がいる場合はちょっと確認してみましょう。

画像にはalt属性を設定する

SEOとは、「検索エンジン最適化」という意味です。
Googleのロボットは、アップロードされたのが小麦粉の画像なのか、覚醒剤の画像なのかを判別できません。そこで、Google向けに何の画像なのかを説明してあげる必要があります。そのためのタグが、「alt属性」です(オルトぞくせいと読む)。
Webサイトに画像を掲載するなら、画像にalt属性を設定するのは基本中の基本です。

すべての画像にはalt属性を設定することができます。
ここではWordPressにおける画像のalt属性の設定方法を説明します。

メディアライブラリから画像をアップロードしたら、画像をクリックすると詳細情報を出すことができます。この「代替テキスト」の欄がalt属性です。
代替テキストと書かれている理由は、画像の読み込みが遅い場合などに画像の代わりに表示される情報でもあるからです。


alt属性には、画像を端的に表すシンプルな言葉を入れます。
できるだけ検索にひっかかるようにと関係のない言葉を入れたり、キーワードを詰め込んだり、長文にするとスパムと判断される可能性があるので要注意。これは、Googleのサポートページにも明記されています。
Googleのガイドラインに違反すると、ペナルティを受けることがあります。検索表示順位をダウンさせられたり、最悪の場合は検索結果から除外されたりします。

・良いalt属性の書き方の例
「小麦粉」
「小麦粉の比較」
「古い小麦粉」
「変色した小麦粉」
「古い小麦粉と新しい小麦粉の比較」

・悪いalt属性の書き方の例
「小麦粉 比較画像 見ないと損 激やば 恐怖画像 消費期限 賞味期限 変色」
「小麦粉の比較です。黄色く変色しています!こういうものは食べられません」

画像とテキストはセットで配置する

Googleのロボットは、alt属性と同時に、画像の周辺に置かれたテキストを読み込んで画像との関連性をチェックしています。そのため、なるべく画像の周りに、それと関連したテキストを置くようにします。
そうすることで、正しい画像があること、より深い情報があることを評価してくれるのです。

適切な画像を用いると、画像検索からも流入する

記事を作成する時には「キーワード」に留意して原稿を書きます。適切な場所に適切なキーワードを配することで、よりヒットしやすくするのが、一般的な「SEO対策」です。

でも検索からの流入はテキストだけではありません。もう一つの流入元が、画像検索です。「東京 カフェ ガーデン」のような画像自体を見たい検索はもちろんのこと、


「コラーゲン 分子 大きさ 肌 浸透」といった、データが欲しい時にも画像検索は使われます。いかに信憑性が高そうでも、いきなり論文は読みたくない。グラフやわかりやすい図解といった入りやすそうな解説ページを探す時に、画像検索が使われます。


時事ネタでも画像検索は有効。「アメリカ metoo 現在」で検索すると、誰も知っているセレブが発言していることや、metooの終焉要因になった有名人の顔写真も出てきますね!

ただし、画像SEOが機能するのは画像が何らかのナビゲーションになる場合のみ。「小麦粉 賞味期限切れ」で小麦粉のイメージ画像が出てもバカバカしいだけです。
その中で、「小麦粉の中に繁殖したダニの画像」とか「色の変わった古い小麦粉と新しい小麦粉の比較画像」があったらどうでしょう。迷わずそれを見るのではないでしょうか。
ロボットと違って人間の目はごまかせないので、訴求力のある画像を用意することが大前提ということです。


このページでは、主にGoogle目線での対策を説明しました。
来月あたりに、人間の目で見た時のよい画像の配置方法についても説明します。

以上、熱血野郎でした〜!

→このページを読んだ人が見ている記事「最強の販促ツール知ってる?」