MENU

競合他社に埋もれない! あなたの優位性の見つけ方

かつて「カレーとコーヒー」の二本柱で突き進んだ僕に足りなかったのは「情報力」。自身の失敗を元に、あなたのお店の優位性の見つけ方を伝授。ターゲットユーザー・お店のコンセプト・競合他社の分析を元に、顧客GETに向けた動きをしていきましょう!

「カレーとコーヒー」だけではダメ!本当の強みとは

僕がカフェ経営を始めた時、メインのメニューに選んだのは「カレーとコーヒー」。
理由ですか?もう一度書くのは恥ずかしいので、こちらをご覧ください。

カフェでも飲み屋でもエステでもアパレルでも、参入している市場のなかでどのポジションを目指すのかはとても大切。ターゲットユーザーやコンセプトを考えた上で、あなたのブランドイメージに定着するところを見つけていきましょう。

まずは競合他社を徹底分析することから

既に存在する市場に参入するのであれば、まずは競合他社を分析するところから始めるのが超無難で堅実な方法。

「ファストフード店」で考えてみましょう。

・マクドナルド
・ケンタッキー
・モスバーガー
・サブウェイ
・フィッシュネスバーガー

大体こんなところが対抗馬として思いつきますよね。
次に、これらの企業に対する良いイメージや特徴を上げていきましょう。

・安い
・オシャレ
・フードメニューがおいしい
・ドリンクメニューが豊富
・シーズン限定メニューが豊富
・入りやすい
・居心地がいい
・接客がいい
・こだわりを感じられる
・とくに当てはまるものがない

思いつきましたか?
今度はに、店名を縦・イメージを横として、こんな感じの表を作ってみます。

あとはこの表を使って、自分なりに各企業の点数をつけてみましょう。
客観的な意見が欲しいなら、複数回答可にして知人などにアンケートをとってもいいんじゃないでしょうか。

分析し、自分の立ち位置を明確にする

表は埋まりましたか?お店によって、強みはだいぶ異なっていると思います。

次に、自分がその中で現在どのような立ち位置にあるのか、どこを狙っていけば抜きん出る可能性があるのかを探します

普通に考えれば、同じ優位性を持つモンスター級のお店が近所にあるなら、同じ土俵で勝負するのは分が悪いです。それなら、コンセプトをちょっとずらしてみるのです。

近所の同業他社が、駅近、カジュアル、回転率が高い、客層が若い……という特徴があるなら、少し住宅街に入ってしまう自分の店は、回転率が低くても客単価を上げられるようにシックな店を目指すとか。

まあそんなに簡単な話じゃないよって思うかもしれませんが、模索するのは大事なこと。盲目的に美味しいコーヒーを入れているだけではダメです。僕のようにね。

立ち位置がはっきりしたら、ぶれないようにする

ジャンクフードだからこそ愛されているマクドナルドで健康志向の丸の内OL向けのヘルシーメニューを出したらどうですか?(これは実際にありましたが……結果はみなさんご存じの通り)
野菜マシマシが忙しい現代人にウケているサブウェイで「こってり!肉だけ祭り!」的なフェアをやりだしたらどうですか?

新規の顧客は入り慣れていない店に抵抗感を持っているだろうし、その上、既存の顧客様にはそっぽを向かれる可能性すらあります。

あなたのお店も同様です。あなたがやりたいこととお客様が求めていることにギャップはないか。競合他社の二番煎じになっていないか。
冷静に判断するには、ルールやコンセプトを視覚化するのが一番です。
あの時の僕に足りなかったのは、こういった
情報力でした。
本当にこのコンセプトでいいのか?値段は?客層は?ああ……あの時の自分に突き付けてやりたい……

以上、熱血野郎でした~。

→このページを読んだ人が見ている記事「最強の販促ツール知ってる?」