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あなたのサイト遅くない?サイト表示速度の調べ方とは

「なんだ?このサイト全然開かないぞ?あーイライラする!もういいや。別のサイトで検索しよう!」これは決して他人事ではありません。サイトの表示速度が遅いばかりにせっかく訪れた見込み客が秒速で去っているかも。そんなドツボにハマらないために、今すぐできるサイト表示速度の調べ方をご紹介します。

訪問者は秒速で去っていく!サイトは3秒以内に表示せよ!

すぐに知りたい(調べたい)情報をスマホで検索していて、「このサイト、開くのが遅い!」と思った瞬間「×」ボタンをタップしていたという経験は誰にでもあると思います。

もちろん僕にもあります。これって怖いですよね。

サイト内容がどんなによくても、SEO対策で上位表示ができていても、表示速度が遅いだけで見込み客が逃げているという事実を知らないサイト運営者の方は、ホントに多いんですよ。

ウォールストリートジャーナルが「トップ10インフルエンサー」に選んだWebマーケの天才であるニール・パテルは、次のような分析を発表しています。

ユーザの約50%が2秒以内のページ表示を期待し、
読み込み速度が3秒以上かかると40%のユーザが離脱する

How Loading Time Affects Your Bottom Line - Neil Patel.より引用

Googleも、表示速度が順位の評価基準になっていると公表しています。

People want to be able to find answers to their questions as fast as possible — studies show that people really care about the speed of a page. Although speed has been used in ranking for some time, that signal was focused on desktop searches. Today we’re announcing that starting in July 2018, page speed will be a ranking factor for mobile searches.
調査によると、人はできるだけ早く質問の答えを得るためにページの表示速度を非常に気にしています。しばらくの間、スピードはデスクトップ検索のランキングに使用してきました。2018年7月からは、ページスピードがモバイル検索のランキング要因になることを発表します。(訳:店潰しかけた熱血野郎)

Google Speed Update(2018 年 7 月)より引用

Googleは似たことを何度か発表しています。それらと上の文章をまとめると、これまではPCファーストでサイトを評価していたけど、これからはモバイルファーストでサイトを評価するよ。スマホに負担のない、サクサク動くサイトが優良サイトなんで、よろしくな!ということ。
ネットのトラフィックの、PCアクセスとモバイルアクセスの比率が逆転したからですね。今は、ネットは隙間時間にスマホでするものだからです。

これまではいい評価を受けていたサイトでも、表示速度が遅いだけで「あなたのサイトはダメですな。」というレッテルを貼られてしまうということなんです。

コンテンツ内容の良し悪しは関係なく、検索順位がドーンと落ちる可能性がある。
サイトを作りっぱなしで表示速度に全く無関心だった経営者の方!今すぐサイトの表示速度を調べて改善しましょう!

ライバルサイトの表示速度もわかる!表示速度の調べ方とは

サイトの表示速度は簡単に調べることができます。

これはGoogleが提供している「Google PageSpeed Insights」というサービス。
ページの読み込み時間を短くする方法も的確に提案してくれます。
自分のサイトだけじゃなく、順位で競っているライバルサイトの速度も丸裸です。

Google PageSpeed Insights

Google PageSpeed Insightsの表示速度の調べ方

例として「イノウエPRマガジン」のURLを入れてみましょう。

「WebページのURLを入力」欄に測定したいページのURLを記入して「分析」ボタンを押します。

分析中です。数秒で分析が完了します。

分析結果が表示されました。「モバイル」の分析結果です。
ほぼ合格点ですが、まだまだ改善の余地ありですね。

「ここは直したほうがいいでっせー」という項目を表示してくれます。

「パソコン」の分析結果はこちら。

左上の切り替えタブをクリックすると表示されます。

Googleアナリティクスでも表示速度を計測できる

GoogleアナリティクスはGoogleが提供しているアクセス解析ツールです。
訪問者の行動に関するデータなど、さまざまな機能が無料で使えます。

自分のサイトの表示速度なら、Googleアナリティクスでも計測でき、改善策を表示してくれるんですよ。(URLを記入する必要なし!)

Googleアナリティクスの表示速度の調べ方

Googleアナリティクスに登録しているサイトの平均読み込み時間を見る

Googleアナリティクスにログイン⇒左メニューの「行動」⇒「サイトの速度」⇒「サマリー」で見ることができます。

サイト内各個別ページの読み込み時間を見る

左メニューの「行動」⇒「サイトの速度」⇒「ページ速度」で見ることができます。


サイトの改善提案とスコアを見る

左メニューの「行動」⇒「サイトの速度」⇒「速度についての提案」で見ることができます。


調べた結果、成績はどうだったでしょうか?要改善となった方は次の記事もご覧ください。対策をまとめました。

→「サイト表示が遅い場合にできること、改善策

→このページを読んだ人が見ている記事「最強の販促ツール知ってる?」