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生きた情報は足でかせげ!絶対行くべき展示会リスト

展示会と聞いて何を思い浮かべますか?車や宝石などの華やかな会場?ロボットや工場機械などハイテク機器?展示会は多くの業種で行われていて、業界の動向や流行、最新技術などを肌で感じることができます。業種別の展示会をリストにまとめてみましたのでぜひ足を運んでみてください。

リアルな情報はイメージが湧きやすい

今の世の中、インターネットで情報を入手することは当たり前ですよね。でもなんとなくリアリティに欠けませんか?手軽に検索できる情報だけじゃなく、生きた情報をゲットするには展示会がおすすめです
業界で何が流行っているとか、最新技術はココまできたとか、文字や写真だけでは伝わらないリアルな情報と提案を受けることができます。肌で感じることって結構大切!
ニッチでコアな業種の展示会では、意外に自分がかかわっている業種にも活かせるものがあったり、知らない世界をのぞくことができてドキドキワクワクがいっぱいです。

勝ち組になりたいなら人脈を広げよう!

仕事において勝ち組になるためには、人脈作りは欠かせません。仕事は損得で判断されることも多いですが、所詮は人と人。熱意や誠実さでそれらをカバーできることはたくさんあります。

そこで使えるのが展示会です。相手が大企業だと、何となく気後れしませんか?ビビっちゃいます。電話などでいきなりアポを取るのはまず至難の技です。
でも展示会は既に会ってしまっているので、まだ固まっていない構想でも「それ面白いね!」と後日会う約束ができたり、意外な展開があります。

何気ない立ち話こそお宝です。経営のヒントや、業界の裏話を聞けることも!
この人と人との繋がりが展示会最大のメリットと言ってもいいかも知れません。

業界全体の動向や最新技術を頭に入れておくのはもちろんのこと、温度を肌で感じることが大切だと僕は思っています。
それには実際に見て聞いて触ること。そして対面することです。
リアルな生きた情報はイマジネーションを刺激してくれますし、こちらもまた文字や写真だけではわからないことを先方に伝えることができます。

皆が持っている情報だけでは他の人や店舗と差別化は図れません。
深い情報を手に入れて、それをどう活用するか、どこまで膨らませるかがカギになると思っています。

業種別展示会リスト

大手の展示会をいくつか紹介します。
これを書いているのは2020年の1月なので、情報として古くなってしまうものも多いと思いますが、終わってしまっていても次の展示会を狙ってください。すべて、定期開催されている展示会です。
会場はやはり東京が多いですがご容赦ください。大きい展示会なら複数都市を巡るものもありますよ。

工具、雑貨、家具

東京インターナショナル・ギフト・ショー
テーブルウェア、生活雑貨、ファッションアイテムといった想像しやすい贈答品だけではなく、展示アイテムの幅が広いです。園芸用品、インテリア用品、介護用品、防災用品、ペットグッズなど出展企業が多岐にわたります。
ぶらぶらするだけでデザイン的に面白いものに出会えます。会場はめちゃくちゃ広いので、事前にどこを回るかチェックが必要。

JAPAN DIY HOMECENTER SHOW
DIYやホームセンター商材が集まる展示会。通称DIYショー。DIYと銘打っていますが展示内容は塗料や工具だけではなく幅が広いです。家と生活に関わるさまざまなメーカーが出展しているので、生活関連の総合展示会として多くの業種に関わりがあります。子供も楽しめるイベントなどもありますが、一般向けというより商談の場です。

国際雑貨EXPO
毎年春・夏・大阪と開催される「Japan マーケティング Week」で構成される展示会のひとつ。生活雑貨、ギフト、アウトドアグッズなどの世界の雑貨・小物が一堂に出展する商談専門展です。雑貨店だけでなくインテリアショップやネットショップなどの新規販路開拓に絶好の場です。和雑貨や工芸品など昨今のインバウンド需要に向けた伝統産業品のコーナーなど特設ゾーンはなかなか変わっていて面白いものに出会えます。

国際インテリア&家具EXPO
これまで「ライフスタイル総合 EXPO」として開催されてきたイベントが拡大し、インテリア製品の総合展示会になって名称も変わりました。インテリアショップ、雑貨店、デパート、量販店、ホテル、飲食店などさまざまな業界の人の商談の場になっています。

販促、店舗運営、営業支援

販促EXPO
リードエグジビションジャパンが開催する「Japan マーケティング Week」のイベントのひとつ。目新しいノベルティグッズを探したい、新しい販促方法を知りたいという方におすすめの展示会です。
「Japan マーケティング Week」では、販促EXPOのほかに、「営業支援EXPO」や「店舗運営EXPO」など、複数の展示会が同時開催されます。入場料は5,000円ですが、事前申し込みで無料招待券がもらえ、一度の申し込みですべての展示会を回れるので楽ちんです。

店舗・施設全般

店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2020」
店舗やディスプレーデザイン、什器など魅力的な店舗空間に欠かせないアイテムや素材、サービスを紹介する店舗空間のための展示会です。「香り」による空間演出ゾーンなど、デザインだけではないくつろぎ空間を作り出すヒントをたくさんもらえます。展示会と併設してセミナーも開催されていて、空間デザインのイロハや小売業の経営戦略などが学べるのも魅力です。

自動車、オートバイ、自転車

東京モーターショー
1954年から開催されている歴史のある展示会。隔年で開催されます。
2019年は、ヨーロッパメーカーが軒並み出展を見送ったことが衝撃を持って報じられました。国際的に日本の自動車メーカーの影響力が衰退しているのではなく、日本市場の重要性が下がったのでしょう。また、ショー出展は費用対効果が低いと判断するメーカーが増えているそうです。
とはいえ、実は来場者数は増えていて、2019年は130万人を越えています(日本の展示会の中でNO.1)。存在感は衰えていません。

東京オートサロン
モーターショーが新車やコンセプトカーなどを発表する自動車メーカーの展示会であるのに対し、オートサロンは自動車の総合展。アフターパーツメーカーなど多様な会社が参加しています。モーターショーへの出展企業は減っていますが、オートサロンはまだまだ勢いがあります。2020の来場者は33万人を超えました。

東京モーターサイクルショー
毎年開催される、二輪の総合展示会です。車両メーカー、アフターパーツ、アクセサリーのメーカーが出展します。セキュリティ関係、駐車場関係の会社さんも出展しているので、オートバイだけでなく自転車業界の方にも何かしらヒントがあるかもしれません。

サイクルモードインターナショナル
日本最大の、自転車と関連グッズの総合展示会です。新車の試乗会など、一般の方向けのイベントが目を引きますが、業界関係者が多く訪れる展示会です。ヘルメット、ウェア、セキュリティ用品など、自転車のグッズ展開をされているメーカーさんも多く出展します。

ゲーム、おもちゃ

東京ゲームショウ
一般の方の来場者が多いので、毎年ニュース番組で取りあげられる有名な展示会です。毎年開催されています。来場者数はずっと伸びていて、2019年は26万人を越えました。
ゲーム関係者じゃない別の業界の人にとっても、こういうイベントは実りがあるかも。たとえば、「うちのカフェとこのゲームでコラボしませんか?」みたいな話をするのに、普通なら企画書を作ってアポをとらなきゃいけませんが、展示会なら気軽ですからね。

東京おもちゃショー
日本玩具協会が主催する、触れて体験して楽しめる国内最大規模のおもちゃの展示会です。大きなものから小さなもの、幼児むけから大人向けまでたくさんのおもちゃが勢ぞろいしていて、にぎやかな音と色に溢れたワクワクする展示会です。体験教室やステージショーも開催されているので一般来場者も多く、最初の2日間はビジネス用「商談見本市」、後半2日間はファミリーに人気の「一般公開」となっています。

クリスマスおもちゃ見本市
クリスマス商戦に絞った商品の展示会です。東京玩具人形協同組合が主催しています。業界関係者しか入れませんし、子どもの入場不可なので、完全に商談の場です。とはいえ、入場無料なので気軽に行くことができます。
毎年秋に開催される模様です。新しい商品に出会いたい方におすすめ。


ものづくり

日経XTECH EXPO 2020 デジタルものづくり
日経BPが主催するものづくりにおける品質向上や生産効率の改善をデジタルの力で解決する「ものづくりのデジタル化」を目指している展示会です。人工知能AIやロボットの最先端に触れることができるので、機械好きにはたまらないイベントです。他にも働き方改革や今後の経営に外せない在宅テレワークやペーパーレスなど、ITを使ったシステムや経営ソリューションは、他業種でも参考にしてほしい内容です。

2020 日本ホビーショー
見て・買って・体験できる最大級のハンドメイドイベントです。手芸やハンドクラフトの企業やクリエイターが一堂に会します。最近は副業として、ミンネやメルカリでハンドメイド品を販売する人も増えています。珍しい素材を使ったり、一味違ったハンドメイド品が見つかるかもしれません。他にはない自分だけのオリジナルが作れれば、ワークショップ開催や認定講師など本業として企業することも夢ではないかも!?

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