バスにラッピングされていたスーパー銭湯の広告が気になって、週末に家族で行ってきた熱血野郎です(笑)。バスのラッピング広告っていくらくらいかかるんでしょうか。ここではバスのラッピング広告費用やその他のバス広告について解説します!(画像出典:横浜市交通局ラッピングアワード2013)
バスのラッピング広告は「究極の地域密着型広告」
最近、ラッピングバスをそこらじゅうで見かけるようになったと思いませんか。
その理由は2000年に遡ります。元東京都知事・石原慎太郎氏が行った規制緩和で、バスと路面電車の広告面積が30平方メートル(又は車体面積の3/10以内)に改正されたのです。
規制緩和当時は高額だったラッピング広告も、施行数の増大とともにコストが低減されました。ラッピング技術もアップし、美しくインパクトのあるラッピングバスが街中を走るようになったんですね。
バスのラッピング広告は「究極の地域密着型広告」といわれています。バスの車内を見渡すと近隣店舗や企業の広告がたくさん掲示されていますよね。耳をすますと車内アナウンスもバス停案内+広告が流れてます。
バスは一定のルートを同時刻、定期的に運行します。何度も同じルートを往復しますから「あれ?このラッピングバスさっきも見た!」ということがあるわけです。これは「刷り込み効果」といって、何度も見ているものを自然と記憶してしまう効果があるんです。近隣の店舗や企業のアナウンス広告も何度も聞いていれば、親しみ度も高く、自然と耳に残っちゃうということですね。
バスのラッピング広告は、意外と安い!
●大阪シティバスの場合:
車体全体を覆う「ボディ広告」:路線、両数、加工面数により1ヶ月100,000円~
側面、後方にラッピングする「パートラッピング広告」:路線、両数、加工面数により1ヶ月32,000円~
情報参照:http://www.growup.co.jp/ad/bus.html
●阪急バスの場合:
フルカラーラッピング:路線、両数、加工面数により1年800,000円~
情報参照:https://www.hankyubus.co.jp/busad/
改めて価格を調べてみて「え!?このくらいの価格で広告できるの!」と正直ビックリしました。ラッピングバス広告ってもっと高いと思ってたんですよ。しかもバス会社によっては1ヶ月と短期で広告を出稿できるんですね。もし自社や店舗への来店方法にバスが含まれるなら、バスのラッピング広告も効果的かもしれません。
僕が今大阪在住なので大阪のバスを例に出しちゃいました。東京だともう少し高いかもしれませんが、電車のラッピングに比べると破格と言っていいお値段です。
中小企業経営者さんも参入可!バスの広告にはこんなに種類がある!
「ラッピング広告はちょっと手が出ない……」という経営者さんなら、バスの車内広告を検討してみてはどうでしょう。バス広告には窓、つり革、車内ステッカー、アナウンスなど、中小企業経営者さんでも参入しやすい広告がたくさんありますよ。
路線バスはこんな感じで広告主を募集してます。
バスラッピング広告の申し込み方は、直接希望路線のバス会社に連絡するか、ラッピングバスやラッピングカーを制作している会社に問い合わせてみてくださいね。
以上、熱血野郎でした~。