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コンテンツSEOとは何か?個人で、自分でできるの?

SEO対策にはいろいろありますが、特に重要なのがコンテンツSEOです。ロングテールワードに対応することで、サイトを上位表示させコンバージョン率が上がるというメリットがありますので、サイト運営している人であれば、やらない理由が見当たりません。今回は、コンテンツSEOについて紹介したいと思います。

コンテンツSEOとは何か

コンテンツSEOとは、端的に言うと「Webサイトで展開する内容の中から複合キーワードを選び、そのキーワードで検索上位を狙えるように、展開内容や文字数を精査し充実したコンテンツを作る」ことです。つまり、ビッグワードではなくロングテールワードを狙って、確実性の高い客を獲得するSEO対策とえいます。検索結果ページの上位に記事ページがたくさん出てくるのは、コンテンツSEO対策を施したページが増加傾向にあるからともいえるでしょう。

コンテンツSEOのメリット

コンテンツSEOのメリットは、ユーザーにとって有益なコンテンツを量産することによって、トラフィックが安定してコンバージョン率が上がることです。しかも、比較的簡単に取り組めるため、個人でも実施しやすいのもうれしいところでしょう。

トラフィックが安定し上位表示されやすくなる

コンテンツSEOではビッグワードではなくニッチなキーワードを狙うため、競合が少なくなり検索上位に表示される可能性が高いというメリットがあります。

たとえば、無料の検索数予測ツール「aramakijake.jp」で「パンケーキ」というキーワードの月間推定検索数を見ると、Yahoo!で148,500件、Googleで121,500件となり、1位になるためには月間5万~6万アクセス必要です。

いっぽう、「パンケーキ 東京 穴場」で見てみると、Yahoo!が39件、Googleでは36件となり、月間15~16アクセスほどあれば1位表示されます。

このように、検索数は少ないが上位表示されやすいキーワードを複数見つけ、サイト内のコンテンツをブラッシュアップしていくことで、サイト全体として大きなアクセス数を稼げるようになるわけです。

コンバージョン率が高くなる

ロングテールワード対策をすることで、ユーザーニーズが深堀りできるため、より精度の高いコンテンツ制作が可能になります。先ほどの事例の場合、「パンケーキ」だけではユーザーがどんな情報を欲しているのか絞り込むことは困難でしょう。しかし、「パンケーキ 東京 穴場」であれば、「東京でパンケーキがおいしい穴場のお店」を知りたいんだなということが分かります。よって、コンテンツ制作の方針も明確になるため、ブラッシュアップもしやすくなるのです。さらに、ユーザーニーズにマッチしたコンテンツが揃っていくことで、コンバージョン率も徐々に上がっていくことでしょう。

コンテンツSEOの具体事例

では、具体的なコンテンツSEOの運用事例を「借金」というキーワードでみてみることにしましょう。

「借金」単体キーワードでは、このように1位に表示させるハードルは非常に高いです。

いっぽう、「借金 解決」というキーワードでは、1位表示されるためのアクセス数は激減します。

次に、実際に「借金 解決」とGoogleで検索してみると、

公告表示の下に上記のようなサイトが出てきましたので、どんなコンテンツ内容なのかチェックしてみましょう。「債務整理弁護士相談広場」という、債務整理(借金問題を法的に解決するための手続き)のポータルサイトです。

サイトにアクセスしてみると、TOPページにいきなり借金を解決するための手段の紹介コンテンツが展開されます。任意整理や自己破産といったさまざまな債務整理の説明や、全国の弁護士・司法書士事務所もすぐに検索できる作りになっているのが分かりますね。

ページ最下部にも、関連性の高いコンテンツへのリンクが配置されているだけでなく、すぐに弁護士に借金問題の相談ができる窓口も準備されているなど、抜け目ありません。試しに、借金と関連性の高いワードの組み合わせや、債務整理といったワードで検索した場合も、軒並み上位表示されるためロングテール対策がバッチリできている証拠でしょう。

コンテンツSEOの具体事例

今回は、コンテンツSEOがどんなものなのか説明しました。ロングテールを狙うので、むしろ個人経営者にぴったりのSEO対策です。地道に有益な記事を上げ続けることが成果につながりますので、ぜひ取り入れましょう。

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