Webサイトを運営するならSEO対策はセットです。Googleアナリティクスは敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、他にもツールはあります。おすすめなのが、無料で使えるSEOツール「SEOチェキ」です。使い方を説明します。
SEOチェキとは
「SEOチェキ」とは、WebサイトがSEO的に最適化どうかをチェックできる、ブラウザ版の無料ツールです。
SEOチェキのさまざまな機能を使うと、Webサイトに効果的なSEO対策をすることができます。無料とは思えないほど機能が充実しているの、まずSEOチェキをフル活用して、検索順位を上げるためにご自分のWebサイトの状況を把握することからはじめてみるのもよいでしょう。
SEOチェキの使い方
SEOチェキには、大きく5つの機能があります。
1 サイトSEOチェック
サイトSEOチェックでは、サイトのSEO状況を総合的に確認できます。サイトのURLを入力すると「基本チェック項目」のみが表示されますが、その後「追加チェック項目」の確認も可能です。中でも重要なのが「title」、「h1タグ」、「検索順位」です。
まずは、
・h1タグを利用して見出しをマークアップされてるか
・上位表示したいキーワードはタイトル名に含まれるか
・上位表示したいキーワードの検索順位
などから確認してみましょう。
2 検索順位チェック
検索順位チェックでは、上位表示させたいキーワードで対象のWebページが何位に表示されてるのか確認できます。確認したいWebページのURLと上位表示させたいキーワードを入力すると、「Google」と「Yahoo!」の検索順位が表示されます。
今はGoogle一強なのでYahoo!の方はあまり重視しなくてもいいと思います。
上位表示したいキーワードが何位なのかという点は非常に重要です。
狙った通りになっていない場合は、サイト内を見直してSEO施策を再検討する必要があります。
3 キーワード出現頻度チェック
キーワード出現頻度チェックを使うことで、Webページ内に出現するキーワード名、出現数、出現率、総単語数が確認できます。確認したいページのURLを入力するだけでOKです。
上図では、試しに「SEOチェキ」のURLを入力してみました。
Webページにどんな内容が含まれているのか俯瞰できます。
必ずしもキーワード設定した単語を頻出させる必要があるわけではないのですが、「キーワードが一回も出てこない。回数が異常に少ない」という場合はキーワード設定をミスしているのかもしれないし、キーワードとテーマが合っていないということが見えます。
Googleは、次のことを評価しています。
・設定したキーワードに合致した内容が書かれているか
・充実した情報があるかどうか
設定キーワードが出てこないということは、それだけでマイナス評価の要因です。
上位表示させたいキーワードの出現頻度を上げて、Webページと検索クエリ(ユーザーが検索するときに入力するワード)の関連性を高めるようにしましょう。
発リンクチェック
発リンクチェックでは、対象Webページから別のWebページへの発リンク(Webサイト内外のページ向けリンク)の状況を確認できます。確認したいWebページのURLを入力することで、どんなページにリンクされているかが一覧表示されます。
こうした発リンクの状況を確認することで、ユーザーにとって有益なWebページになっていればGoogleの評価が上がり、検索で上位表示される確率が高まってくるのです。
Whois情報チェック
Whois情報チェックでは、調べたいドメイン、またはWebページのURLを入力することで、ドメイン登録者名やドメイン取得日、ドメイン有効日といった情報が確認できます。
競合サイトについて調べれば、相手のドメインパワーを知ることができます。
たとえば、上図では、ドメイン登録日が2009年の2月10日になっているため、このドメインが10年間ほど運用されているということが分かります。SEO施策においては、ドメインの年齢が古い方が上位表示されるといわれているため、重要な要素になっているのです。
検索で上位表示を狙うためには
今回はSEOチェキの機能を紹介しました!
検索で上位を狙うためには、まず現状分析から。
自分のWebサイトの検索順位を把握し、上位させたいキーワードで現在何位に表示されるのかなどについて確認しましょう。
さらに、競合サイトの状況もチェックしつつ、対策を練っていきましょう。
それでは〜!