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ホームページ制作費の相場は?激安業者がNGな理由

ホームページ制作を依頼する時には、その目的を先に決めます。集客なのか、商品PRなのか、資料ダウンロードなのか。そこからやるべきことが出て、費用感が出ます。このページでは、ホームページ制作の費用相場とその相場が変わるケース、そして依頼したい会社の見極め方から、避けたほうがいい会社の選び方を解説します。

ホームページの制作費の相場をズバリ紹介!

「そんなハイカラなものはいらん!」と、かたくなにホームページ制作をしてこなかった会社も、今のご時世では通用しなくなりました。

→「今さらだけど、ホームページはなぜ必要なのか?

ホームページの制作費ってピンキリなんですが、だいたいこれくらい出せば、ちゃんとしたものができるかなという最低ラインがこれ。

10ページくらいのコーポレートサイトで20〜30万円。
15ページ以上のコーポレートサイトで30〜50万円。

自分でサーバーを設置し、ドメインを取得、そしてデザインからライティングまでこなせば費用はほとんどかかりません。しかし、それには豊富な知識や時間、労力を必要とするのでおすすめしません。
2万円切ってるサイト制作とかありますが、それで効果が出るならみんなそうしてます。激安サイト制作はできれば避けましょう。後で理由を書きますね。

制作費とは別に、サーバー契約料、サーバー使用料、保守管理費がかかる

制作費とは別にかかるこれらの費用は、最初から必要経費と考えましょう。保守管理費は、内容にもよりますが、月数千円から。保守管理は制作会社に依頼するのが一般的です。エラーが出た時の対処、修正、更新を請け負ってくれます。自分でできる人はいらないですが、プロの方が安全です。費用は作業工数と比例するので、あまり頻繁にアレコレ修正を依頼すると「今月の作業はここまで。あとは追加料金」となることがほとんどです。更新頻度から、どのプランがいいか制作会社に相談しましょう。途中でプラン変更できる会社がほとんどなので、最初は小さいプランにしておいてもいいですね。

制作費の相場はけっこう当てにならない!

ライティングや仕様でも相場は変わる

先にあげた金額は、本当にザックリした金額です。実際はライティングの有無や、ホームページ仕様などで金額がめちゃくちゃ変わるんです。
ホームページ上の文章や仕様は、企業の顔そのもの。それは、適切な文章で消費者を引きつけ、購買へ促す役割を持つから。そこにどれだけこだわるか?で制作費用は変わります。

本当に大事なのはデザインではなくコンテンツ

見た目が良くても、中身がスカスカのサイトは沢山あります。ホームページの目的は、綺麗なビジュアルを顧客に見てもらうことではなく、最終的なコンバージョンです。つまり、デザインよりも編集力を重視した方がいい。これはWebディレクターやライターの実力が如実に出ます。やっぱり、シンプルでも作り込まれたホームページは、企業力を感じさせますし、安心して仕事を任せられるイメージを持ちますからね。
注意したいのは、コンテンツをしっかり理解し、発信する能力があるライターを確保していない制作会社でも正規のライティング費用を請求してくるということ。価格と編集力は比例しないので、会社選びは慎重にしたいですね。

不確定要素を潰して、正しい費用にしてもらう努力を!

できれば発注側も、ある程度の知識と運用方法を知っておきましょう。
最低限、次の項目は最初の打ち合わせ時に確定させます。

・ページ数
・必要な機能(投稿タイプのブログ、フォーム、マイページなど)

「よくわからないのでいろいろ提案してください」「そこは後から考えます」「とりあえずトップページのデザインが欲しい」と丸投げでスタートするのは、受注側にとってリスクしかありません。制作会社は、工数を基準に見積もりを出すからです。
不確定要素が多いということは、あとで工数が増える可能性がある。その場合は、安全のために費用を高めに請求してきます。

どうやって「いい会社」を選ぶのか

テンプレ会社は避ける

業種ごとやターゲットごとに、異なるものを作り出せている会社かどうかは制作事例を見て判断します。デザインは違うけど、どれも同じだなーというテンプレ会社は、避けたほうがいいでしょう。見た目だけ綺麗なホームページは、作る意味が無いといっても過言ではありません。

SEO設計は当たり前。やらない会社は使わない

ホームページの反応をよくするのは「SEO」とよばれるテクニックです。ホームページを検索エンジンの上位に持ってくるためにはワザが要ります。
SEO対策したからと言って上位化保証はないけれど、何も対策してない新米サイトがオープン早々に上位にくることは、よほどの唯一性がない限り、ありえません。今どきSEO設計をしない制作会社はいないと思いますが、念のため確認しておくと安心ですね。

激安ホームページ制作会社はやめた方がいい理由

激安ホームページ制作会社の制作事例を見ると「意外と小ぎれいだし、これでいいかも?」と感じるかもしれません。でも、安易に飛びつくのはおすすめしない。激安の制作会社はテンプレートに当てはめているだけだからです。

本来は、個別の案件ごとに商材も顧客も異なります。商材と顧客の性質が違うなら、動線、デザイン、表現も、すべて変わってくるのが当たり前です。
せっかくお金をかけて作っても、集客につながらないサイトなら、意味がありません。「ないよりマシだろう」という考えでお金を出しちゃうのは、思考放棄と同じ。その二万円で、社員に焼き肉でも奢った方が士気が高まるかもしれませんよね?

少しでも安くしたい時は

制作会社は、機能とページ数でだいたいの見積もりを出します。費用を小さめに抑えたいなら、集約できる内容は1ページ内に集約するのがおすすめ。例えば、以下の10ページの設計だとします。

1 トップページ
2 サービス内容
3 会社概要
4 代表あいさつ
5 会社の沿革
6 ビジョンと取り組み
7 採用情報
8 お客様の声
9 問い合わせフォーム
10 新着情報


「4 代表あいさつ」「5 会社の沿革」「6 ビジョンと取り組み」は、「3 会社概要」として1ページに収められるかもしれませんよね。そうすれば6ページまで削減できます。

このあたりはコンテンツのボリュームにもよるので、制作会社にぶっちゃけた話をすればいいと思います。そこに付き合ってくれない会社は、そもそもよくない会社です。さよならしましょう〜。

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