Web上の広告は、ブラウザのアドオンやアプリによってほとんどが非表示にすることができます。safariの広告をブロックしている人も多いでしょう。しかし、YOUTUBEの広告は有料プランにする以外には消すことができません。言い方は悪いですが、強制的に見せることができます。
・TrueView動画広告を利用するメリットとは？
YouTube上での動画広告のことを「TrueView」と言います。広告主にとって、YouTube広告がどれだけ有益なコンテンツなのか、メリットをまとめてみました。
・適切なアプローチができる
YouTube広告の料金は、インプレッション単価制（広告が表示されるたびに料金が発生する）ではなく、ユーザーが視聴、またはクリックするなど、動画再生に対してアクションをとった場合に発生するシステムです。1回の視聴に対して支払う料金を決めることが可能で、広告主にとってはメリットが大きく、YouTubeユーザーにとっても興味のある広告を選んで視聴できるため、win-winの関係が成り立つと言えます。
・カスタムは無限大
数秒から30秒を超える動画の投稿ができます。CM、顧客の声を集約した動画、使用方法を説明する動画まで、さまざまなフォーマットでブランドのイメージに沿ったアピールが可能です。
・興味を持ったユーザーにサイトへ誘導できる
動画内に自社サイトや誘導したいサイトのリンクを貼ることができます。ユーザーが興味を持った場合、すぐにサイトへアクセスできる利便性の高さが魅力です。
・ターゲットを絞った宣伝ができる
【性別・年齢・時間帯・曜日・好み・地域・キーワード】など細かい設定ができるため、ピンポイントでユーザーに配信ができ、より効果を発揮できやすい利点があります。
・ブランド力の認知
御社のブランドに関心を持っていると判断されたユーザーに対してピンポイントで動画を表示し、ブランドをアピールできます。認知度の向上や購買意欲を高められる可能性がアップするでしょう（アフィニティ カテゴリ）。
・視聴者に対してリマーケティングが可能に
TrueView 広告やYouTubeチャンネルの履歴に対して、興味のありそうなユーザーに広告を表示することができます。
利用できる広告フォーマット1「インストリーム広告」
動画の再生前、再生中、再生後に動画広告が表示されるインストリーム広告。5秒が経過するとスキップボタンが現れ、ユーザーの判断でその広告を観続けるかどうか、判断ができる仕組みとなっています。YouTubの動画再生ページにも必ず表示されているので、観たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
料金は、ユーザーが動画を30秒以上（30秒未満は最後まで）視聴したかどうか、また動画に貼り付けられたURLにクリックするといった操作をした場合に発生します。
利用できる広告フォーマット2「ディスカバリー広告」
YouTube関連動画の横に登場する動画広告。サムネイルとテキストで構成されており、ユーザーがサムネイルをクリックすることで料金が発生します。
利用できる広告フォーマット3「バンパー広告」
短い広告動画です。インストリーム広告と同じく、再生前、再生中、再生後に広告が表示されます。少し違うのが、6秒以下の動画広告だということ。インプレッション（ブラウザ上で表示）で計算され、1,000回ごとに料金が発生します。
YouTube広告のデメリット
もちろんメリットがあればデメリットもあります。企業のマイナスイメージにもなりかねませんので、以下の2点に気をつけましょう。
・興味ない人にはマイナスイメージを与えてしまう
しつこく同じ内容で興味のない広告動画を延々配信されるとただのストレスです。しっかりターゲットを絞ってアピールする必要があります。
・低クオリティーの動画はマイナスイメージ！
あまりにも質の低い動画だと逆にブランドのイメージを損ねてしまいます。動画制作に自信がなければ業者に頼んでみるのも良いでしょう。
結論！ YouTube広告は手軽にできて効果も高い！
TrueViewは、YouTube内で予算が設定できたり、ターゲットを絞る設定ができたりと、登録は簡単です。
まずは、高クオリティーの動画を制作するのが第一。YouTubeだけで完結させず、自社のSNSやHPにクリックしてもらえるように誘導しましょう。「動画作ったからOK！」というわけにはいきません。社内やチームでどんな動画にするべきか、どのようにYouTube広告を打ち出すべきか、熟考してから動き出すようにしてくださいね。