MENU

ネイティブアドとは?通常の広告との違いや意外な落とし穴にも注意

ネイティブアドとは、見ているコンテンツと体裁をそろえた形でさりげなく潜り込ませる広告のこと。この特徴が最大のメリットでありデメリットなんです。使い方を間違えるとユーザーの逆鱗に触れかねませんよ。ネイティブアドの種類やメリット、デメリットをご紹介します。

ネイティブアドと普通の広告は何が違うのか?ポイントは広告「らしさ」

サイトやアプリを利用していて「広告が邪魔だな」と思ったことありませんか?誤って押させる気満々の位置にあるバナーがうざいのはもちろんのこと、ごちゃごちゃ広告があるだけで見た目も悪い。
僕なんかは、広告なんか押すもんか!とひねくれ根性が丸出しになります。広告としての主張が強いとそれだけでマイナスの要因にもなりうるわけです。
ネイティブアドは、さも他のコンテンツと同じ仲間ですよ~という顔をして、おすすめ情報として広告を掲載します。広告ストレスを与えずに、ユーザーを自然に認識、誘導することができます。
ネイティブアドとは、いわばステルス広告の一種です。

こんなにある!代表的なネイティブアドの種類

●インフィード型

TwitterやFacebookなどを使用しているときに、タイムラインに「広告」と表示されるコンテンツです。SNSだけでなくキュレーションサイトやニュースアプリとも相性が良いです。こっそりこっそり「広告」や「PR」なんて明記されていますね。


●レコメンドウィジェット型

コンテンツや記事を見終わったユーザーに対して、おすすめ情報として表示する広告です。ユーザーの興味に合わせてマッチングしているため、集客につながる(読んでもらえる)可能性が高くなります。
インフィード広告はタイムライン上に表示されますが、レコメンドウィジェットはおすすめ情報として別枠で表示されます。


●検索連動型、ペイドサーチ型

ユーザーが検索したキーワードに連動し、検索結果の上部や下部に関連した広告が表示されます。一度何かを検索するとずっとその関連の商品が出続けるんですよね。たまにちょっと恥ずかしい時ありませんか?(僕だけ?)
検索する=興味のあることを表示するので、集客効果は大きいと言われていますが、何せ高いです。大きな予算を準備できない企業にはハードルの高い広告です。


●プロモートリスティング型

ペイドサーチ型と同様に検索結果に紐づいて広告を表示させる手法ですが、プロモートリスティング型はAmazonや楽天、食べログなどの情報メディアに掲載されますので、それぞれのコンテンツに関連した広告のみが掲載されます。例えばAmazonでは取り扱っている商品であり、食べログでは飲食店です。検索結果に沿うだけでなく、そのサイト内容に合ったものが表示されます。


●カスタム型

LINEの企業スタンプや記事広告など、一般的にネイティブアドと定義される手法に当てはまらないものはカスタム型と呼ばれます。

 

上手く活用すれば高い効果が期待できる!ネイティブアドのメリット

1 自然に広告へと誘導できる

ネイティブアドの最大の特徴はそのコンテンツに自然に溶け込ませる手法です。ユーザーが目にしているコンテンツと体裁を揃えることで、モチベーションが高いまま知ってほしい情報、買ってほしいものの情報を届けることができます。

2 潜在的なニーズを掘り起こせる

僕も娘のための育児情報を検索してると、思わず「こんなのあるんだ!」と知らなかったサービスや商品の広告が気になることもしばしば。旅行や子育て、恋愛などもともとそのカテゴリーに興味のあるユーザーを対象とすることで、潜在層にアプローチすることができます。

使い方次第ではファンを減らしてしまう?ネイティブアドのデメリット


●広告だとわかりづらいため騙されたと感じる人も

コンテンツに溶け込ませることはネイティブアドの最大の特徴であり魅力ですが、これは実は諸刃の剣でもあります。昨今ネイティブアドが増えていることで、コンテンツに紛れ込ませた形の広告であることで、逆にユーザーの反感を買うこともあります。
普通のコンテンツ記事だと思っていたら広告だった。最後のオチで広告でした、となるとこれはもう「騙された」となります。マイナスの感情を引き出してしまとサイトやコンテンツ、はたまた運営会社そのものへの不信にも繋がりかねませんよ、脅しじゃありません。

●見せる、読ませる工夫とセンスと仕組みが必要

コンテンツと融合させつつ、興味を引く内容でなければいけないので、通常の広告より工夫が必要であり、制作に大きな労力がかかることもあります。目を引く工夫や文面、デザインのセンスがないといけないのです。僕は以前、自分のセンスにはどうにもならず、プロに頼みました……。
騙された、ウザいと感じさせないためには、自然に誘導できる枠組みや、広告であっても内容が興味を引くものや面白いものでなければいけません。ユーザーも有益な広告には悪印象を持たないものです。

→このページを読んだ人が見ている記事「最強の販促ツール知ってる?」