「今はSEOよりMEOだ!」とか「これからはMEOをやってかないとダメだよ」と、ネット上でざわついていることがありますが、いろんな情報に惑わされないでくださいね。MEOの目的は、新規見込み客の来店促進と、来店へつながるアクションを促すことです。MEOと自店舗マネージメントは同時進行で進めていく必要がありますよ。
ここではMEOの基本の基本的な考え方、正しいMEO対策の方法を詳しく解説していきます。
これって盛りすぎじゃない?店舗名はいったいどれ?
MEOを行うのは店舗に新たなお客様を増やす事が目的のはずです。しかし、いつの間にかSEO対策と同じような対策をしてしまい「いったい店舗名はどれなのか?」というくらいにキーワードを盛り込んでしまっているケースもあります。
例えばこんな感じ。
【平日ランチあり|お一人様も大歓迎!】東京新宿駅から徒歩1分の焼き肉○○新宿店
これは正しいMEOから遠く離れています(笑)。絶対にやってはいけないパターンの一つですね。
商工会の先輩はあるMEO業者からの営業トーク「ご希望のキーワードで上位3位以内を保証します!」を聞いた瞬間、「ここはダメだな」と判断したそうです。
そりゃそうです。MEOの検索順位はSEOとは性質が異なっていて、検索する地域によって順位は全く違ってくるんですから。東京で検索したときと、大阪で検索したときに同じ検索結果が出るほうが不自然ですよね。ユーザーの意図に全く沿わない検索結果を出すのはGoogleが一番避けたいことですから。
MEOの検索順位についてはこちらの記事もご覧ください。
Googleマイビジネスのガイドラインにはこのような記述があります。
ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、リスティングが停止される可能性があります。ビジネス名に含めることができる情報とできない情報については、以下の例をご覧ください。
引用:Googleマイビジネスガイドライン
https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja
今後はMEOに対するペナルティが厳しくなっていくことが予想されます。Google広告を運用されている経営者さんは十分気をつけてくださいね。
正しいMEOっていったい何?
MEOを行う目的は新規見込み客を増やす事が目的のはずですね。MEOにより新規見込み客の来店を促す、興味を引く、ホームページへのアクセスを増やすことが可能ですから、増えたお客様に対応できる体制を整えておく必要があるわけです。
闇雲にMEO対策で見込み客を増やしてしまうと、電話や問い合わせ対応に人手を取られて、既存顧客への対応がおろそかになるという本末転倒な結果になりかねません。
来店数や問い合わせが倍になっても十分対応できる準備は整っていますか?
スタッフの手が足りないため電話での問い合わせを減らしたいならホームページへの誘導を強化する、ホームページ上で回答できる問い合わせは細かく記入しておくなどの工夫は、MEO対策に限らず、SEO対策にも通じる施策です。ちょっとしたことですが、MEO対策をすることが「店舗スタッフにもお客様にも嬉しい」結果になることが正しいMEOにつながりますよ。
正しいMEOっていったい何?
MEOは何か特別なことをするわけではありません。ぶっちゃけ「店舗情報が正しく登録」されていれば自然と上位表示が可能なはず。登録前にはGoogleマイビジネスのガイドラインは必ずよく目を通しておきましょうね。
以上、熱血野郎でした~。