検索キーワードは組み合わせて設定することで、よりユーザーのニーズを絞ることができます。ビッグキーワードは競合が多いだけでなく、ニーズを読むのも困難です。ターゲットを絞りこみ、上位表示を狙うには「自社サービスにあった検索キーワードの組み合わせ」を設定することが大切です。ここではなぜ検索キーワードの組み合わせが必要なのかを詳しく紹介します。
なぜ検索キーワードを組み合わせる必要があるのか?
あなたが「チワワのオリジナル首輪を販売する小売店」のホームページを運営しているとして、「チワワ」というビッグワードで検索してきたユーザーのニーズを考えてみましょう。
このユーザーは
「高齢なチワワにおすすめのドッグフードについて知りたい」のか
「チワワ向けの洋服が買いたい」のか
「チワワのカワイイ動画を見たい」のか、全然わからなくないですか。
少なくとも、僕にはわかりません(笑)
実際に「チワワ」で検索してみると
検索1ページ目には下記のような有名サイトがずら~っと並んでいます。
ブリーダーサイト
みんなの犬図鑑
Wikipedia
価格コム
ペットショップのコジマ ……など
「チワワ」で検索してきたユーザーがどんな情報を探しているか、なんとか想像できても、ジャンルやニーズが広すぎてとてもターゲットを絞りきれないですし、そもそも競合が強すぎます。
戦う相手が「みんなの犬図鑑」や「価格コム」ですよ(絶対に勝てない)。
僕ならチワワに関する何らかの情報を知りたいのなら「みんなの犬図鑑」を見ますし、チワワ用の何かを買いたくて値段を比較してるのなら「価格コム」を見ますもん。
「いや!なんとしても「チワワ」のキーワードで上位表示させるんだ!」と多額の広告費を投入して上位表示させたとしても、ユーザーのニーズに合わないサイトは秒速で閉じられます。広告費をドブに捨てるようなもんです。
「じゃ、いったいどこで勝機を見いだせばいいのか……」というと、検索キーワードを組み合わせて勝負するんです。
検索キーワードは組み合わせて設定する
検索キーワードは組み合わせる単語数によって、大きく「ビッグワード」、「ミドルキーワード」、「スモールキーワード」に分けられます。
検索数・大 「チワワ」→ビッグワード(単独キーワード)
検索数・中 「チワワ ハーネス」→ミドルワード(キーワードが2つくらいの組み合わせ)
検索数・小 「チワワ ハーネス おしゃれ」→スモールワード(キーワードが3つくらいの組み合わせ)
※検索数の大きさ(多さ)はキーワードの選定によって異なります。今回は例として(大・中・小)で紹介していますが、実際に検索キーワードを設定するときは「自社が提供できるサービス」と「検索キーワードの組み合わせ」がマッチしているかどうかをしっかり考えてください。
せっかく上位表示ができても「自社が提供できるサービス」と「検索キーワードの組み合わせ」がズレていると「このサイトには私が欲しい情報がなさそうだ。」と判断されて速攻でページを閉じられてしまいますからね。
「自社サービスにピッタリな検索キーワードの見つけ方」はこちらから読めます。
以上、熱血野郎でした~!