「メルマガは配信しているけれど、効果測定は難しそうでやってないんだよね……」という経営者の方!メルマガは送って終わりではありません。効果測定をして改善しつづけていけば、あなたのメルマガが「自動的にお客様を店に呼んでくれるツール」に大変身する可能性も。ここでは「開封率」と「クリック率」にポイントを絞りご紹介します。
メルマガは送って終わりではダメ!必ず効果測定を!
メルマガは顧客のメールリストとメール配信サービスがあれば、誰でも簡単に始めることができるマーケティングツールですが、もしも惰性や義務感で配信し続けているなら要注意。メルマガは「送って終わり」ではないのです。
メルマガを配信する目的は自社の商品やサービスを深く知ってもらい、購入し続けてくれるコアなファンを作ること。
効果測定を行い、「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)」という「PDCA」の流れで改善し続ければ、あなたのメルマガが一切人件費のかからない「トップ営業マン」に大変身する可能性が!
効果測定にはいろいろな指標がありますが、一度に理解しようとすると多分頭が混乱してしまうので、これから紹介する2つのポイントだけをしっかり頭に叩き込んでおいてください。
ポイントは
・開封率
・クリック率
です。
開封してもらわなければ始まらない!開封率を知ろう
まずは開封率の解説から。
開封率とは、配信したメルマガをどのくらいの購読者が開いたのかの割合のことをいいます。
開封率の算出方法
メルマガが開かれた数÷有効配信メール数
なおメルマガの配信形式には「HTMLメール」と「テキストメール」があり、メルマガの開封率は
「HTMLメール」で配信したメール内の「画像」をクリックしてもらうことで計測が可能になります。
HTMLメール
画像や写真を挿入できるメールのこと。文字の装飾ができるので表現の幅が広がります。
メリット:メールの開封率がわかる。画像や写真でよりアピールができる
デメリット:HTMLの知識が必要。初心者には敷居が高い
テキストメール
テキスト(文字だけ)で構成されたメールのこと。文字だけのメールなので特別な知識は必要ありません。
メリット:専門的な知識が不要。初心者もカンタンに配信が可能
デメリット:メールの開封率がわからない
つまりメルマガはHTMLメールで配信するのがベストですが、購読者に嫌がられてしまう可能性もあるので、「HTMLメール」と「テキストメール」のどちらかを選択できるように設定しておきましょう。
人気のコンテンツがわかる!クリック率を知ろう
クリック率( CTR )は、メルマガコンテンツに記載したURLがクリックされた割合のことをいいます。
この数字で「購読者が興味を持ったコンテンツ」がわかるので
「よし!このコンテンツの反応がよかったから、次もこの流れでいこう!」という
指標ができるんです。
クリック率は「タイトルの付け方」や「配信頻度」が大きく影響しますので
開封率との兼ね合いで検証していきましょう。
効果測定は「どれくらい」を目指せばいいのか
メルマガで目標にする開封率やクリック率は、メルマガの目的やターゲットなどによって異なりますが、一般的に下の数字をクリアできたころから効果が実感できると言われています。
開封率 ⇒ 10%~15%
クリック率 ⇒ 3~5%
出典:メルマガの開封率はどれくらい?平均から見るKPI設定について
ちなみに僕がメルマガを配信していたときに効果測定をしながら改善していたことを紹介すると
・配信頻度の修正(配信曜日や時間もチェック)
・タイトルの変更(メール内容がタイトルだけで分かる短めなものに)
・メルマガの内容や構成の(コンテンツの質、親しみ感、情報量などを確認)
という、かなりシンプルなものでしたが
これを改善しただけで開封率やクリック率がアップしましたからね。
よかったら参考にしてみてください。
以上、熱血野郎でした〜!