メルマガの最適な配信頻度はどのくらいがベストなのか……。もしメルマガ配信頻度の見極めを誤ってしまうと「購読解除」という恐ろしい結果が待ち受けています。ここではメルマガの配信頻度の見極め方、ベストな配信頻度を決めるポイントなどを詳しくご紹介します。
「このメルマガ、ウザっ!」と思われてしまう配信頻度は?
メルマガは読者との信頼関係が構築できていれば開封率が高く、費用対効果もあるマーケティングツールですが「よし!せっかくメルマガを始めたから毎日配信するぞ!」と頑張りすぎていませんか。
もしくは「今回はかなり濃い内容のメルマガが書けたぞ!」と超長いメルマガを配信してしまったり。
アツい気持ちはわかりますが、ちょっとストップ!一方的に押しつけるメルマガは、ひとつ間違えば不愉快なストーカー行為に等しいです。一度配信解除されてしまうと、再登録してもらえる可能性はほぼゼロです。どんなによい内容だったとしても、解除されてしまったらジ・エンド。
メルマガマーケティングで大切なのは「ウザがられない配信頻度」を知ることですよ。
メルマガのベストな配信頻度を見極める!
ではベストは配信頻度はどうやって見極めればいいのでしょうか。まずはメルマガを配信する目的と内容を再チェックしましょう。
販促や告知が目的の場合
新商品の販促やセール、キャンペーンの告知が目的の場合は、商品の入れ替え頻度が高かったり、定期的にセールやキャンペーンを開催する予定がないと、メルマガの内容に変化をつけにくくなります。「あれ?このメルマガ昨日も届いたよね?」という印象のメルマガが配信されたら、僕はもう開封しません。まずは週1~2回くらいで配信してみて反応を確認していきましょう。
顧客育成が目的の場合
自社サービスの資料請求をしてくれたユーザーを顧客へ育成するのが目的の場合、販促や告知とは全く逆の発想になります。配信頻度はできるだけ多く、厚い信頼関係を築いていくのがメルマガの役割。時間がない経営者さんならステップメールのように自動配信できるメルマガスタンドを使用するといいですね。最初の3週間は毎日、それ以降は反応により配信頻度を見極めていくという流れを作っていきましょう。
毎日?週1?ベストな配信頻度を決める3つのポイント
メルマガは販促、顧客育成など目的により配信頻度が変わるということがわかったら、次はいよいよ実践です!ここでは実際にベストな配信頻度を決めるために必要なポイントを3つ挙げます。自社のメルマガはどのくらいの頻度で配信すればいいのか、ぜひ参考にしてくださいね。
1.同業他社のメルマガに登録してみる
一般客になりきって同業他社のメルマガに登録してみるといいです。これ僕もやりました。自分では気づかなかったことや、「これやっちゃダメだろう」というようなツッコミどころが発見できると思います。メルマガの内容、構成、頻度、配信時間、曜日はもちろん、メルマガのタイトルにも注目してみてください。タイトルでユーザーの気持ちを掴まないと開封してもらえないんですよね。これ意外と落とし穴なんで、配信頻度が決まったらタイトルにもひと工夫を!
2.直接メルマガユーザーに聞いてみる
メルマガスタンドによりアンケート機能が付いているものがあります。配信履歴が比較的長いユーザーへ配信頻度についてアンケートを取るのも一つの案だと思いますよ。あ、メルマガ登録後、間もないユーザーにアンケートを配信するときは内容に注意してください。いきなり「どのくらいの配信頻度がいいですか~?」って聞いても「まだロクに読んだこともないのに、そんなのわかんねーよ!」と解除されてしまったら終わりですからね。
3.配信テストをする
メルマガの目的がはっきりしていれば、一定のリスト数を収集後に配信テストを実施してみましょう。例えばAグループは週1回、Bグループは週3~4回という感じで、配信頻度ごとに開封率や精読率、コンバージョン率などのデータを取ります。いわゆるABテストですね。これができるとユーザーに合った配信頻度がわかり、メルマガマーケティングの精度向上が期待できますよ。
目的に合った機能が付いたメルマガスタンドを使えばベター!
本来はメルマガを配信する目的、内容の方向性を決めてから、メルマガスタンドをセレクトするという流れがベターです。その理由はメルマガスタンドによりステップメール機能、自動宛名入力機能、リスト管理機能、セグメント絞り込み機能など付随するサービスが異なるからなんです。
「もう契約しちゃったよ……」という経営者さんもガックリしなくて大丈夫!有料の場合は上記ほとんどの機能が使用できると思います。無料の場合は時期をみて有料に切り替えてみてはいかがでしょうか。ぜひ自社の目的に合った機能が使用できるメルマガスタンドを選んでみてくださいね。
以上、熱血野郎でした~。
メルマガの効果測定方法については、こちらの記事もご覧ください。
⇒https://ino-ue.jp/pr_magazine/sales_promotion/80/