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宣伝効果はスゴイ!電車のラッピング広告の費用は?

電車のラッピング広告は、電車を利用している人以外にも沿線を通行している人の目にも止まります。話題性のあるデザインなら、SNS拡散も見込めます。あれっていくらなんでしょうか。調べてみたのでご紹介します。(画像出典:ウィキペディア


電車のラッピング広告はメッチャ注目されます!

電車のラッピング広告は、電車通勤、通学をする方なら誰でも一度は目にしたことがあると思います。電車の側面がキャラクターや広告でラッピングされているヤツです。ちなみにラッピング電車の車内はいたって普通です。

こちらは東京の私鉄、西武池袋線のラッピング電車です。『銀河鉄道999』のメーテルの顔が車両先頭にあるだけでもインパクト大ですが、長い髪が車両全体を覆っているんですよ!松本零士先生が西武池袋線沿線に住んでいるので、西武鉄道がデザインを依頼したそうです。厳密に言えば、これは広告とは違うのかもしれないけど。目立ちすぎです!
現在は運行されてませんが、東京へ出かけたときに偶然乗り合わせました。母親にLINEしたら「羨ましい!」と即レスされました。銀河鉄道999は親世代がドンピシャみたいです。


電車のラッピング広告はいくらかかる?

電車のラッピング広告は使用路線、期間、広告面積によってかなりの差があります。

例】山手線 1編成 2週間 6,000,000円
(広告面積:窓、ドアガラス部を除く側面 1両1側面当たり約5㎡以下、制作施工費を含む)

山手線は2週間で600万円ですが、この金額は「高い」のか「お得」なのか。山手線の乗降車数は世界トップクラスですからね。ラッピングしていない電車を探すほうが難しいかもしれません。ラッピング電車によってはインスタ映えするし、TwitterなどのSNSでアップしてもらえる可能性が高いです。メディアで取り上げられれば更に注目度は高まりますし。予算があれば広告の費用対効果としては悪くはないと思います。


ラッピング電車以外の、鉄道関係の広告枠

電車に乗ってるとわかりますが、車内は広告のオンパレード。僕の場合、仕事柄買い物帰りの方が手に持っている紙袋をじっくり観察しつつ、電車の中吊り広告もチェックしてます。

しかし周囲を見渡してみると、電車内の広告をじっくり見ている人はほとんどいません。皆さんスマホをいじっているから。下しか見てませんもん。いっそのこと床一面に広告を出しちゃったほうが効果があるんじゃね?と思うくらいですよ(ラッシュ時は無駄になっちゃうけど)。

世の中の変化を受けて、JR山手線は2018年に「紙の広告」を全廃した新型車両を発表しています。広告はデジタルサイネージだけ。たぶん、中吊りは身長の高い人には邪魔だし空調の妨げになるんじゃないかな。新型車両で中吊りは消滅しました。
他の鉄道会社もいずれは電車内広告を終わらせるのだろうか?もはや人はスマホと動画広告しか見ないのか?と思われたのですが、意外と山手線にならえでもないようです。まだまだ現役の広告枠はたくさんあります。


電車内広告

車両の中央にピラピラと差し込んであるのが、いわゆる中吊りです。他にまど上、ドア横、ドア上、ステッカー、アドストラップ(つり革広告)などがあります。一番注目度が高いのが「ドア横」。ドア横は乗り降りの際に必ず目にする場所なので、すごく人気があるそうです。


サインボード

ホームから線路を見たときに目に入る広告看板です。サインボードは6ヶ月から掲出可能な路線がほとんど。コスパもいいですよ。

サインボードはコレです。

おや?こんなところにも広告が!



駅ポスター

駅の階段壁面や乗り換え連絡通路の壁面に掲出されています。この場所は費用が安く、1駅1枚から掲出可能のようです。



デジタルサイネージ

ターミナル駅に設置され始めているのがデジタルサイネージ。紙を使用しないので情報を豊富にアピール可能、広告物作成コストの大幅削減、スマートフォンと連携した広告など自在に広告を配信できるのが特徴です。今後は紙からデジタルにどんどん移行するんだろうなという感じです。

ラッピング電車は意外と高くないかも

もっと高額かと想像していたラッピング電車。掲出期間やサイズ、路線によっては中小企業経営者さんでも手が出せるかな……という金額ではないでしょうか。会社を挙げての一大イベント時は検討してみてはいかがでしょう。インパクトとしては絶大ですからね。

以上、熱血野郎でした~。

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