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リンクを買うことの効果とリンクを買った場合の危険性

かつてのSEO手法では、SEO業者から大量の被リンクを買うことで、検索順位の上位を狙うことができていました。しかし現在はGoogleのアルゴリズムが頻繁に変動していて、被リンクを買う効果がほぼなくなってきています。ここではリンクを買うことに効果があるのか、僕の実体験も踏まえて検証してみます。

そもそも「リンクを買う」ってどういう意味?

言葉の通り、リンクを販売している業者が存在します。ということはリンクを買うユーザーもいるってことですね。

リンクを買うとは、SEO業者へお金を払い、業者が所有するサイト、ブログなどからあなたのホームページやサイトへリンクを送ってもらうことをいいます。

僕の被リンク購入裏話

実は僕もかつてリンクを買ったことがあります(汗)。カフェ店長時代の話ですが、店にネット関連の会社と名乗る業者から電話がかかってきました。

「御社のホームページを拝見して、ぜひご提案をさせていただきたくお電話しました。当社からの被リンクは100個以上あり、多数のホームページを上位表示させることができています!」のようなトークに乗せられまして、うっかり購入しちゃったんですね。

そのときは今のようなアルゴリズムではなかったんで、そこそこ上位表示できて売上的に助かったんですが、ある時期を境に売上がドカンと減ってしまったんです。それがGoogleのアップデート時期にドンピシャと重なっていました。

すぐにSEO業者に電話をして「何がどうなってるんですか!?」と問い合せましたが、明確な返答はなかったため、すぐに解約しました。そのあとWebに強いSさんが来てくれて、もう一度ホームページを作り直して、今度は被リンクに頼らずにしっかりとコンテンツを入れるようにしました。今は代表のSさんが引き継いてくれてます。

ペナルティを受けたホームページは使い物にならなくなるってことを、身をもって知った一件でした。

リンクを買うことに効果はあるのか?

かつて被リンクは検索順位決定に大きな影響力がありました。

これは「かつて」の話で、現在は単なる検索順位操作目的のみで、大量の被リンクを送ることには全く効果がありません。

現在のGoogleのアルゴリズムは薄っぺらなサイトからの大量被リンクで順位が上がるという単純なものではないんですよ。

もちろん効果が期待できる被リンクもあります。それは「自社ホームページに関連した、良質なコンテンツが掲載されている媒体からの被リンク」です。良質なコンテンツが検索順位表示に一番大切なことは、耳にタコができるくらいいい続けていますから、しっかりと頭に入れておいてくださいね。

リンクは「買ってはいけない」

以前のSEO対策では、リンクを買う(被リンクを集める)ことが重要視されていました。

これは被リンクが多ければ多いほど、サイトが上位表示されていたからなんですよね。しかし現在はGoogleのアルゴリズムが頻繁に変更され、品質の低いリンクがペナルティの対象になっています。

SEO業者の被リンクは「どんな品質のリンクが送られるかわからない」というリスクがあります。Googleが「あ、そのリンク、ペナルティ決定!」と判断すれば、リンクを受けたホームページも同じ扱いを受ける可能性があります。

基本的にリンクは買わないほうがいいと思われます。


現在のアルゴリズムでは、被リンクの量で検索順位は決定しません。全ての被リンクに効果がないわけではありませんが、現在は「良質なコンテンツ」と「適切なSEO対策」が検索順位に大きな影響があるのです。

ペナルティを受けるリスクを冒してまでリンクを買うことはしないように、慎重に判断をしてくださいね。

以上、熱血野郎でした~。

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