ホームページでせっかく集客したユーザーを、問い合わせフォームで離脱させてしまうのはホントにもったいない!問い合わせを増やすには大原則として「問い合せフォームから離脱させない!」ことが挙げられます。ここではホームページからの問い合せを120%増やすフォームのポイントをご紹介します。
問い合わせフォームの改善は「離脱理由」を知ることから!
僕がカフェ時代にホームページを運営していて、一番作成に悩んだのが「問い合わせフォーム」でした。
カフェ営業中は手がなかなか離せないこともあり、できれば電話での問い合せより、メールでの問い合わせを増やしたかったという「大人の事情」もあり、「どうしたらメールでの問い合わせが増えるんだろう……」と思考錯誤したものです。
何度かフォームのリニューアルを繰り返し、たどり着いた「問い合せフォームの離脱理由」から、問い合わせを120%増やすポイントを挙げてみました。ぜひ参考にしてみてください。
1 記入事項は極限まで削れ!
ああ……、自分で書いてて耳が痛い(笑)。いざ自分が問い合わせフォームを作るとなると「この情報も記入してもらおう。あ、これも!」と、雪だるま式に増えていっちゃうんですよね。
これね、自分がフォームに入力する立場で「面倒くさっ!」と思うかどうか。この感覚ってすごく大事だと思うんですよね。問い合わせフォームへの記入事項が多ければ多いほど、ユーザーが離脱しやすいと思って間違いありません。
ユーザーが記入する事項は、必要最低限に絞り込みましょう。
2 問い合わせのハードルはギリギリまで低くしろ!
「どうしようかなー、ちょっと問い合わせしてみようかなー」というユーザーは、問い合せフォームの入力が面倒だと感じると、入力途中でもサッサと離脱してしまいます。
問い合わせを増やすには、まず「問い合せに対するハードル」をできるだけ低くしましょう。
・問い合わせフォームを目立つ場所に配置する
・ボタンタイプならクリックしやすいサイズ、色にする
・無料、お気軽になど、問い合わせに対する心理的負担を少なくする
3 入力方法はユーザーに自由に記入してもらえ!
入力方法の手間で何度もエラーが出てしまい、挙句の果てに全部リセットされてしまった……という経験があると思います。もちろん僕にもあり、やっぱり速攻でフォームから離脱してますね。
今どきこんな古い問い合わせフォームがあるのか?と思うくらい。
代表的なのが「全角、半角の数字」でしょう。郵便番号や電話番号は「半角指定」、しかし住所の番地、マンション名や部屋番号などは「全角指定」という、超メンドーな入力方法をユーザーに強要してはいけません。秒で問い合わせフォームから離脱されます。
全角、半角数字を任意の形式に変換できるツールはいくらでもあるんですから、思い当たる方は今すぐにフォームを見直してみてください。
問い合わせを増やすには、ユーザーに自由に記入してもらえるフォーム環境を作らないといけないのです。
4 スマートフォンから入力しやすいフォームにしろ!
スマートフォンの普及率は80%を超えていると言われています。スマートフォンからの問い合せ率も増え続ける一方だと思いますが、ホームページはスマートフォンに対応できていても、問い合わせフォームが対応できていない会社もまだまだ多いんですよね。
問い合せフォームの質問事項ごとに記入欄をタップしないといけないのは、これまたホントに面倒です。「簡単な問い合せなら10人中8人はスマホから入力する」と想定して、スマートフォンで入力しやすい問い合せフォームに見直してみてくださいね。
問い合せを増やすのであれば、まず以上4つのポイントを今すぐ見直してみてください。あと大事なのは問い合わせフォームを作ったら必ず「自分で入力してみる!」こと。少しでも入力しづらい箇所があれば、面倒がらずに修正しましょう。たったこれだけの修正でも問い合せが増えるはずですよ。
以上、熱血野郎でした~。