せっかくネットに写真を載せるなら、撮ってそのまま掲載するのはNG。ほんの一手間加えるだけで訴求力が上がるのなら、やらない手はありません。簡単・無料のツールなのにあっという間にプロ級の仕上がりになる画像加工ツールを紹介します。
素人写真の素人臭さが、商品の魅力を下げる!
別の記事で、ネットで一番力を持ってるエレメントはテキストだって書きました。次に大事なのが写真です。写真は説得力が違う。
特に、商品のPRをするのだったら写真の品質は絶対です。
こちらもご覧ください→撮影方法を変えれば売上UP! 商品を魅力的に見せるには
広告用はプロに撮ってもらっているけれど、Web用の素材はしょっちゅう要るし自分で撮影するという方は多いですよね。そのWeb用の写真も、できるだけ綺麗なものを使いましょう。
写真の質が悪いと、それだけで会社まで素人臭く、うさん臭く見えるからです。
元の写真がイマイチでも、ちょっとした加工ができればずっとよくなります。
Photoshopを持っていなくても大丈夫。無料で使える画像加工ツールでも十分です。
オンラインで画像編集できるPIXLER(無料)が、すごくいいよ
色々探したけれどこれが、無料の中では現在最強の画像編集ツールです。
オンライン上で画像編集ができるので、ネット環境とブラウザさえあればOK。Photoshopなみの画像補正と加工ができます!Chromeでアクセスしましょう。
PIXLR
http://pixlr.com/editor/
・日本語対応
・画像補正(色調、明度、彩度)
・レイヤーあり
・レタッチ可能(テキスト挿入、描画、スタンプ機能ほか)
・Google Chrome推奨(fire foxだと加工できても保存できませんでした)
デフォルトでは英語表記になっています。Languageから「日本語」を選択して日本語表記にしましょう。
「ファイル」>「画像を開く」から、アップロードする画像を選んだら準備完了。
右側に広告がズラズラ出てますが、これは消せません。無料なのでこれくらいは許容範囲と思います。
画像補正をして写真の魅力をアップさせる(※必須)
iPhoneやほとんどのコンパクトデジカメで撮った写真は、撮影時にすでに自動補正がかけられるのですが、それでも撮りっぱなしは冴えないことが多いです。
より魅力的に見せるなら、補正は必須。
下の2つをいじるだけでも写真が格段に綺麗になります。
・明るさとコントラスト
・色調と彩度
本当はもっと色々調整できる部分がありますが、ここでは簡単にやっていきます。
触っているとすぐ慣れるので、他の機能はご自分で実験してみてください!
明るさとコントラストの調整
「調整」>「明るさとコントラスト」を選択。
こんなバーが出たら動かす。プレビューされるので結果を見ながらできます。
明るさを+20、コントラストを+7にしてみました。
色調と彩度の調整
「調整」>「色調と彩度」を選んで、同じようにバーを動かして調整します。
このお姉さん、顔色悪いので彩度を思いっきり上げました。色調-5、彩度+60。
ビフォーアフター!
ご覧ください。とても簡単な作業なのに、かなり変わりますよね。
血が通ってきた感じです。
ニキビやほくろなど余計なものを消す
これは必須ではないですが、肌荒れが気になる場合は消すことができます。
ここでは下の三つのツールを使用します。
マウスオーバーするとツールの名前が表示されますよ。
・クローンスタンプツール
・拡大ツール
・ハンドツール
拡大ツールで大きくし、ハンドツールで狙ったところを表示する
ツール一覧の虫眼鏡のアイコンを選ぶと、+マークになった虫眼鏡が表示されます。そのまま画面をクリックすると、クリックした数だけ拡大されます。
shiftキーを押しながらクリックすると縮小します。作業しやすい大きさにします。
手のアイコンを選ぶと、ドラッグする要領で画像を動かすことができます。
ちょうどほくろがある部分を表示させましょう。
クローンスタンプツールでほくろを消す
スタンプツールは、「別のところから画像をコピーして、それを重ねる」というツールです。スタンプツールを選んで画像の上にのせると、下のようなマークが出ます。
これは、「ここから素材をコピーしますよ」という位置を示しています。
ほくろのある肌色に近いところを、 commandキーを押しながらクリック。
ほくろの上をクリック。
すると、ほくろが消えました。簡単すぎる。
このスタンプの大きさ、形状、周辺のぼかし具合は好みで変えることができます。
ビフォーアフター!
ついでに肩の周りのほくろも全部消してみました。
ふつくしい……。
完成したら、「ファイル」>「保存」を選んで好きな場所に保存します。
今は僕はPhotoshopを使っているのですが、本当にPhotoshopそっくりの使い勝手。無料な上に日本語対応というのが素晴らしい。ここまで至れり尽くせりのツールは、今のところ他にないです。
ぜひ使ってみて下さい!
以上、熱血野郎でした~。