少子高齢化により18歳人口は減少し続けています。予測では今後も減り続け、2030年には104万人、2050年には81万人程度まで落ち込むといわれています。しかし大学進学率は微妙に増えており、大学全入時代に突入する可能性も。そんな大学飽和時代に勝ち残るためのイベントがオープンキャンパスです。なぜオープンキャンパスが重要なのか、オープンキャンパスへ集客するために必要なデジタル広告の種類と特徴について徹底解説します。
大学のオープンキャンパスは集客ネタの宝庫!
受験生が受験校を決定する情報のトップ3は「学部・学科の専門教育」、「所在地、交通アクセス」、「学費」と、オープンキャンパスに行けばわかることばかりというデータがあります。
参考資料:進研アド・「大学受験振り返り調査」から受験意識と学生生活充実度の深層に迫る
http://shinken-ad.co.jp/between/backnumber/pdf/2014_2_tokubetsu.pdf
ということはオープンキャンパスへ受験生を確実に「集客」し、この3つの情報に対する疑問、不安、悩みを解消してあげれば、選んでもらえる確率が一層高くなるはずですよね。
情報の入手先はネットが圧倒的ですから、デジタル広告を上手に活用して受験生の興味を引き、保護者には安心して学生生活と就活支援ができることをアピールすることが大切です。
オープンキャンパス集客に有効なデジタル広告
それではオープンキャンパスへの集客に効果が期待できるデジタル広告をチェックしていきましょう。それぞれに特徴がありますので、大学のイメージ、方向性などに合わせて検討してみてくださいね。
LINE広告
10代~20代の学生で使用していない人はいないといわれるLINEに出稿できる広告です。LINE NEWS、LINEマンガなどのタイムライン上にバナー、動画広告の配信が可能です。LINE広告をクリックするだけでオープンキャンパスの申し込みができるという気軽さから、LINE広告を利用する大学が増加しています。
Twitter広告
Twitterも10代~20代の学生のほとんどが使用しているツールです。Twitterは申込みを促すというよりも大学の認知、ウェブサイトへの誘導、勉強系アプリとの連携に向いています。オープンキャンパスに関する情報をハッシュタグを入れて発信するという使い方がいいでしょう。
YouTube広告
お気に入りのYouTuberのチャンネルは欠かさずチェック!という学生に有効なのがYouTube広告です。YouTubeに入る広告はGoogleの媒体ですから、Google広告と同様にターゲットセグメントができるのが最大のメリット。広告内でアンケートを取ることもできますよ。
Instagram広告
Instagramもここ数年で爆発的に拡散したツールですね。Instagram広告はFacebookの広告システムを使用して運用されています。広告はInstagramやFacebookに登録した情報から、最適と思われるものを配信しますので、精度が高いのが特徴です。
Facebook広告
10代のユーザー数がLINEやInstagram、Twitterと比較するとやや少ない傾向にあるFacebook。しかし広告に関する細かな条件設定が可能で、より精度の高いアプローチができる特徴を持っています。自校のオープンキャンパスに興味がある学生を集客するという明確な目標があれば、とても使いやすいのではないでしょうか。
Google広告
最近の10代~20代の学生はGoogle検索を使わなくなってきている傾向がありますが、大学入試情報はGoogleで検索するのが一般的のようです。Google広告は、任意のキーワードを検索エンジンで検索したときに配信される広告です。安定したPR効果が期待できます。
Yahoo!プロモーション広告
Google広告と同様のシステムで広告が配信されます。YahooとGoogle、ターゲットとする10代~20代の学生がどちらの媒体を多く利用するかは、同時に広告を配信後比較し、データを取るといいと思います。
大学のイメージに合わせてデジタル広告を使い分け集客!
デジタル広告にはさまざまな特徴があります。全部を網羅するのではなく大学やオープンキャンパス、来て欲しい学生のイメージに合わせて広告を使い分ければ、広告費をムダにする確率は低くなりますよ。
オープンキャンパスで学生を集める方法についてはこちらの記事もご覧ください。
以上、熱血野郎でした~。