MENU

「チラシお断り!」宅へのポスティングは違法行為なのか?

「ポスティングは違法なのだろうか……」そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。実はポスティング自体は違法ではありません。実際に「チラシを勝手に入れられたから訴える!」という裁判を起こされることはほぼないようですが、クレーム対応はホントに大変です。ここではポスティングの違法性、集客効果について解説します。

ポスティングは違法?弁護士さんに聞いてみた

以前、商工会の弁護士さんに聞いたところ、ポスティング自体は違法じゃないそうです。
弁護士ドットコムで「ポスティング」で検索すると、実際のトラブルについてや、そもそもポスティングの違法性自体についての弁護士回答を見ることができます。

●弁護士ドットコム「ポスティング」

ここでも、それ自体が違法だと回答している弁護士さんはいないようです。
ポスティング業者のバイト情報もポスティングされているくらいですからね。
ポスティングは堂々とやってもかまわないし、アナログな方法ながらなくなっていないのは、集客効果がしっかりと見込めるってことの現れだと思います。
ただし、「正しい方法でポスティングすれば」の話ですが。

僕みたいに何も考えずにポスティングしてたら、効果がでないどころかクレームの嵐になっちゃいます。

ポスティングを取り締まる法律はない

ポスティング自体を取り締まる法律は「存在しない」ので「違法ではない」んです。
ただし、ポスティングをするためにマンションや一軒家のポストがある場所まで「入る」ことが「不法な住居侵入」に該当するのかどうかってことが、問われる可能性はあります。

正当な理由があればマンションや一軒家の居住エリアまで立ち入ることはOKです(宅配便運送業者、郵便局員、ガスメーター検査員など)。
ポスティングが正当な理由に含まれるかは微妙。バリバリの営業行為だし。
「チラシお断り!」のステッカーが貼ってある家の場合は、断っていることが明示されているのにも関わらず敷地に入るということなので、もしかしたら「不法な住居侵入」に当たる可能性があると回答している弁護士はいます。
実際に訴訟になればケースバイケースなので、確実にNOとは言えませんが、できるだけ「お断りステッカー」のある家にはポスティングしないのが無難でしょう。
なぜなら、その後のクレーム処理のほうが何倍もやっかいだからです。

僕のポスティング黒歴史

「ポスティング」という言葉を聞くと、カフェ店長時代の苦い思い出が蘇ります。まだリスティング広告などに詳しくなかった頃は、毎日必死でチラシを作り、営業時間後に地図を片手にポスティングをしていました。

夜中近くまで、近隣のマンションや一戸建て住宅のポストへポスティング。当然、怪しいです
職質されたことも一度や二度ではありません。車だと駐車場代がもったいないんで、オール自転車です。雨の日も風の日も頑張りましたが、反応はかなり薄かったんですよね。

当時は「お得なチラシだから誰かは来店してくれるだろう」とタカをくくってましたけど、ターゲティングやポスティング時間、配布エリアなど全く無視して配布しまくってただけですから。
「チラシはお断りってステッカーを貼ってるのに、これって違法行為ですよね!」と怒鳴り込まれたことも(泣)。

ポスティングは正しく行えば集客効果の期待大!

ポスティングは「自社でやる」場合と「ポスティング業者に依頼する」場合があります。僕の場合はコスト削減のために自分でやってましたが、ポスティングのことを改めて勉強したら「ポスティング業者に依頼する」のが賢明だとわかりました。

もちろん、良いポスティング業者を選ぶことが大前提ですよ。
よい業者は、「ポスティング禁止物件リスト」を所有していたり、万一クレームが発生してもきちんと対応までしてくれたりします。ポスティングできる枚数もケタ違いですしね。ポスティングの効果が見込まれるターゲットの居住エリア情報を持ってる業者もいます。ポスティングは正しく行えば集客効果が期待できるツールですよ。

ポスティングは違法じゃないけれど、チラシが不要な人からすれば「ゴミ」以外のなにものでもありません。「ゴミ」をせっせと配ってクレームまでつけられる……。心がバッキリ折れる前に良いポスティング業者を探してみてください。

以上、熱血野郎でした~。

→このページを読んだ人が見ている記事「最強の販促ツール知ってる?」