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SEOの基本!検索キーワードの見つけ方

検索キーワードの見つけ方のポイントは「自社サービスとマッチしている」かどうかです。魅力的なキーワードに目が行きがちですが、自社の提供できるサービスとキーワードがズレてしまっては本末転倒です。ここでは自社サービスにピッタリ合ったキーワードの見つけ方を実例を元に解説します。検索キーワードに基づくコンテンツ案も一挙紹介します。

検索キーワードは「自社が提供できるサービス」から見つける!

では今回も「チワワのオリジナル首輪を販売する小売店」のホームページを運営しているという設定で、検索キーワードを見つけるポイントを解説していきます。

例として「チワワ 首輪」でユーザーが検索してきたとしましょう。「チワワのオリジナル首輪を販売する小売店」のオーナーさんですから、当然チワワの首輪は商材として扱っていますね。

自社で拡販したいのは「チワワのオリジナル首輪」です。ここで想像力を広げてみましょう。検索ユーザーは「市販の首輪を探している人」かもしれないし、「オリジナルの首輪を探している人」かもしれません。

実は僕、オリジナルで犬の首輪を作れる店があるって知らなかったんです。なので、もしかすると「チワワの首輪はオリジナルで作れる」ということを知らないユーザーは、相当数いるんじゃないかって思ったんですね。

では、このユーザーが「オリジナルの首輪を探している」理由を考えてみます。

・市販の首輪が合わなかった(嫌がる、嫌う、掻いてしまう、気にする、サイズ、重さ、音がする、など)
・市販の首輪は飽きてしまった
・オリジナルの首輪をプレゼントしたい
・メティアで照会していたおしゃれな首輪と似たものが欲しい などが考えられますね。

自社サービスにピッタリな検索キーワードの見つけ方

では「オリジナルの首輪を探している理由」を元に、実際に検索キーワードを見つけていきましょう。

ここでもう一度「検索キーワード」についてのおさらいをしておきますね。

検索キーワードは自社のホームページがどのような主旨で、誰に向けて発信しているかをGoogleが判断する、最も大切な指標のようなものだとイメージするとわかりやすいと思います。

キーワード設定がおろそかになると、どんなに良いコンテンツを作成してもGoogleの検索順位で評価されず、永遠にユーザーの目に止まることはありません。

キーワードの組み合わせが重要な理由」はこちらから読めます。

検索キーワードは「Googleキーワードプランナー」で見つけることができますよ。

例として「チワワ 首輪」で調べると「嫌がる」、「サイズ」、「人気」、「おしゃれ」、「ハーネス」などのキーワードが出てきます。

この中から、
1・母数が多く(検索数が多い)
2・競合性が低く
3・価値のある情報を提供できるキーワードを選びます。

そうですね、僕だったら母数が多い「チワワ向けにおすすめの可愛い首輪10本」という自社製品を紹介するコンテンツを作ってみようかなと思いましたが、関連キーワードを調べると「チワワの首輪で困っていること」に関するキーワードが見つかりましたね。

今回は母数が比較的多い「嫌がる」、「サイズ」、「ハーネス」などのキーワードを深掘りしてみましょう。

「チワワ 首輪 嫌がる」→ 首輪を嫌がっているけれど、付けないと散歩に行けない。市販の首輪が合わないのかもしれない。
「チワワ 首輪 サイズ」→ 首輪がゆるい(きつい)かもしれないけど、首輪のベストなサイズがわからない。
「チワワ 首輪 ハーネス」→ 首輪を嫌がるのでハーネスを検討しているが、チワワはハーネスを使っていいのかわからない。

この「悩みや困りごと」を解決するコンテンツ例を挙げると、

「なぜチワワは首輪を嫌がるの?重すぎ・音が鳴る首輪は要注意!」
 →軽くて音が鳴らないオリジナルの首輪を作れます!

「チワワの首輪のサイズの選び方は?何ヶ月から付けられる?」
 →チワワの首サイズにピッタリな首輪が作れます!

「チワワにはハーネスがいいのか?首輪がいいのか?」
 →チワワは首輪がベスト。ストレスがかかりにくいオリジナルの首輪を作れます!

という感じでしょうか。

ユーザーの悩みや困りごとを解決できるコンテンツならスムーズに読み進めてもらえて、自然な流れで自社サービスのページに誘導できると思います。

悩みや困りごとを解決するキーワードはアクセスが集まる可能性が高いですが、これらの情報を提供できない場合は、無理にキーワードを当てはめてコンテンツを作成するのは避けましょう。

キーワードを盛り込んだだけの内容の薄いコンテンツには価値がありませんからね。苦し紛れになんとか書いても目の肥えたユーザーには「全然わかってないな……」とすぐにバレてしまいます。秒速でサイトを閉じられるのがオチですので、くれぐれも自社で提供できるサービスからピッタリ合うキーワードを探し、コンテンツを作成するという流れを忘れないように。

以上、熱血野郎でした~!

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