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居住地域ごとのターゲット世帯数を調べられる「e-Stat」の使い方

自社サービスのターゲットへ確実にポスティングチラシを届け、興味を持ってもらうためには、ターゲットが多く居住すると見込まれる「配布エリア選択」がホントに重要です。これを誤ると、どんなにポスティングチラシのクオリティが高かろうが、配布数が多かろうが、好反応は期待できません。ここではターゲットエリアの選定にとても便利なe-Statの活用法について詳しく解説します。

地域ごとの世帯数を調べられる「e-Stat」をトコトン使い倒そう!

リスティング広告もターゲット層が多い地域へ重点的に広告を配信して、ムダなく運用していきたいですよね。

そこで活用したいのが政府統計の総合窓口(e-Stat)です。e-Statはインターネットから誰でも簡単に各府省等が実施している統計調査を検索することができるんですよ。逆に細かく検索できすぎるので、選択するのが大変……っていう声もあったりして(汗)。

●e-Stat

e-Statは市町村名までの検索ですが、例えば「65歳以上の世帯員のいる世帯数」など「ターゲット世帯の数」が数字でわかるので、市町村までの絞り込みが時間をかけずにできるというメリットがあるんですよ。では実際にe-Statを使ってみましょう!

e-Statから統計ダッシュボードに移動する

データ検索では詳細な分野まで検索ができます。ちょっと検索できるデータが広すぎるので、ここでは「ポスティングエリア選定」に役立つデータに絞って紹介していきますね。実際に検索して、どんなデータが入手できるのか確認してみてください。
「高齢者向けサービスPRのポスティングの配布エリアを探す」を目的にした使い方をご説明します。

まず、e-Statのトップページから「統計データの活用」を選択します。
ナビゲーションバーからでも、ページ中央のボタンからでもOK。

統計ダッシュボードのページから「データで見る」を選択します。

すると、このように条件設定できる画面に移動します。

 

統計ダッシュボードで各項目を選択する

分野(大分類)

「人口・世帯」を選択します。

分野(小分類)

「世帯」を選択します。

系列名

「高齢夫婦世帯数(高齢夫婦のみ)」を選択します。
世帯ごとに分類されたデータを見ることができます。ここでは高齢者世帯を探すやり方を説明していますが、「農業収入が主な世帯数」とか「仕送りが主な世帯数」「単独世帯」「母子世帯数」「父子世帯数」などの数も調べることができるんですよ。
系列選択は一度に10件まで検索可能です。controlキーを押しながらクリックで複数選択します(Macの場合はcommandキー)。

地域選択

地域は300件まで選択できます。例えば「大阪府」、「大阪市」、「大阪市北区」、「大阪市都島区」など、複数の地域が選べますよ。


時間選択

直近のデータのみ検索したい場合は「時点」で「指定」をクリックし、該当の年代を選んでください(※直近データは2015年まで)。

いちいち矢印とチェックボックスをクリック

すべての項目において濃紺の矢印をクリックして白枠内に選択項目を表示させ、選択項目の頭についているチェックボックスにチェックを入れないといけません。そうでないと、一番下にある「表示/ダウンロード」ボタンがグレーアウトしたままになります。なんでこんな仕様になっているのか謎ですねえ。

すべてチェックしたら「表示」をクリック。「ダウンロード」をクリックすると、同じデータを落とすことができます。

大阪府大阪市の高齢夫婦のみの世帯の割合は、2015年度の調査では11.22%ということがわかりました。
複数地域のデータを見れば、どの地域を優先的にターゲットにすべきかがわかります。

別のページにて、地図上にこれらのデータを表示する方法もご紹介します。
最初からマップで出せば実際にポスティングする時にも使えて便利ですよ!

以上、熱血野郎でした!それでは〜。

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