ライフスタイルの変化で神社や寺との距離が遠くなっている現代ですが、初詣くらいは寺社に参拝するのではないでしょうか。少子高齢化で寺社も参拝客の争奪戦から目を反らすことはできません。小さな地元の寺社が有名寺社と戦わなければならない現実が待っています。
初詣需要を逃がすな!神社や寺がウェブサイトで参拝者を集めるには
神社や寺の収入は主にご寄付、初穂料、お賽銭、神札、お守りなどからですが、一年でもっとも人出と賑わいが見込める初詣は確実に参拝客を集めたいものです。有名寺社は何もしなくても参拝客が集まり羨ましいと思っていませんか。しかし現実は有名寺社ほど年末近くになると積極的にTVCMを打ったり、ネット広告を出しているのです。
CMや広告に予算をかけられない小さな寺社が、初詣に参拝者を集めるためにできることはなんでしょうか。それはウェブサイトを充実させることです。ウェブサイトを充実させれば莫大な広告費用をかけずに見込み参拝客へアピールができるでしょう。
以外と少ない!神社や寺へ初詣に行った人は約50%
あるアンケートによると、初詣に行った人は約50%というデータが出ました。対象者が30~40代の働く男女なので、やや集計が偏りますが、今のライフスタイルを反映している数字です。正月三が日も仕事だったり、人混みがニガテで三が日をあえて避けたりする人もいますからね。
参考資料:マイナビニュース・初詣に関するアンケート調査
https://news.mynavi.jp/article/20170112-a018/
初詣は有名、人気、ご利益がある神社や寺に参拝客が集中
初詣に行ってない人が半数近くいるものの、やはり有名、人気、ご利益がある神社や寺に参拝客が集中しています。
2018年の初詣人出ランキングはこちら。とにかく混む!ということだけ覚えておけば間違いないです。地元の小さな神社や寺が太刀打ちできる数字ではありませんね。ていうか、まともに勝負する必要はありません。
2018年の初詣人出ランキング
1位:明治神宮 (東京都) 約316万人
2位:川崎太師 平間寺 (神奈川県) 約302万人
3位:成田山新勝寺 (千葉県) 約300万人
4位:浅草寺 (東京都) 約283万人
5位:伏見稲荷神社 (京都府) 270万人
参考資料:乗換案内のジョルダン・初詣人出ランキング
https://sp.jorudan.co.jp/newyear/rank_visitor.html
初詣人気順のランキングはこちらです。
初詣人気順のランキング
1位:住吉大社 (大阪府)
2位:平安神宮 (京都府)
3位:明治神宮 (東京都)
4位:伏見稲荷大社 (京都府)
5位:成田山不動尊 (大阪府)
参考資料:乗換案内のジョルダン・初詣人気ランキング
https://sp.jorudan.co.jp/newyear/rank.html
実は初詣を地元の寺社で済ませる人が多い
引き続き初詣アンケートによると、地元の寺社で済ませる人が約70%という結果が出ています。上記のような有名、人気寺社へ足を運ぶ人は30%にとどまっているんですよね。
参考資料:マイナビニュース・初詣に関するアンケート調査
https://news.mynavi.jp/article/20170112-a018/
この結果を分析してみましょう。
有名、人気、ご利益がある寺社へ行く人は、おそらく毎年の恒例行事になっているはず。今は地元の寺社へ参拝する流れにはなっていないと思われます。
しかし悲観することはありません。狙うべきは「地元の寺社に行く人70%」と「初詣に行かない人40%」です。この見込み参拝客にどうやって自寺社をアピールしていくかということですね。
複数ある地元の寺社の中で「参拝に行きたい、初詣はこの寺社に行ってみよう!」と思ってもらうには、ウェブサイトで情報を発信することがとても大切なのです。
思わず拝んでしまいたくなる寺社のウェブサイトデザイン集
それでは寺社のウェブサイトをご紹介します。どのようなウェブデザインが参拝客の気持ちを掴み印象に残るのか、ぜひ参考になさってくださいね。
参考資料:1GOO・お寺、神社、仏閣
https://1guu.jp/category/industry/otera/