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初期費用なしで出前店になれるウーバーイーツ。費用と効果は?

デリバリー代行のUber eats(ウーバーイーツ)。初期費用0円で始めることができます。手数料は売上総額の30%。配達員を雇うことなく、あなたのお店の味をお客様の元へお届け!お店で受注のタイミングを操作できるので、お店がヒマな時間帯や、閑散期の間だけ稼働させるのもアリ!

バイクもスタッフもなくても、すぐに出前が始められる

CMでもお馴染みの、Uber eats(ウーバーイーツ)。簡単に言えば、飲食店のデリバリー業務代行サービスです。
配達員はウーバーイーツに登録している近所のヒマな人。
大学生もいれば、主婦もいるし、副業で土日や夜間だけやっている勤め人もいます。

配達員は自分の働ける時間帯だけアプリで稼働状態にしています。
ウーバーイーツを介して配達員に配達リクエストが届きます。
(配達員は、場所や時間を見て、仕事を引き受けるかどうか決めることができる。その人がダメなら別の人にオファーがいく仕組み)
あとは配達員が食品を引き取りに来て、配達までやってくれます。

バイクもスタッフもなくても、すぐに出前対応のお店になることができます。
ウーバーイーツのサイトに登録することができるので、PRできる媒体が増やせます。

ウーバーイーツの利用料

ウーバーイーツのHPから、パートナー登録をして、掲載メニューや導入方法を決定。
やることはこれだけ。
初期費用は一切かかりません。

●利用料
売上の35%

3,000円の注文を受けたのだったら、ウーバーイーツに1,050円を支払います。
その1,050円から、ウーバーイーツの売上げと配達員への配送料が支払われます。

店の売上げは毎週振り込まれます。
利用料が引かれた金額が振り込まれるので、店側は特に何もしなくてOK。
シンプルでわかりやすいですね。

原価によりますが、粗利は20〜30%残るのではないでしょうか。
原価率が高すぎる赤字ギリギリの商品をウーバーイーツで売る人もいないでしょうが、実際に運用するならシビアに原価率を出して、売値を上乗せするなど調整してください。

ウーバーイーツの対応エリア

当初は渋谷区・港区だけの都内中心部だけでしたが、対応エリアは拡大中。確実に全国狙ってますね。
まだ未対応エリアにある飲食店さんでも、ウーバーイーツをチェックしておきましょう。

・東京23区
・埼玉県
・神奈川県
・千葉県
・大阪府大阪市中心部
・愛知県名古屋市中心部
・京都府京都市中心部
・福岡県福岡市の中心部
・兵庫県神戸市、芦屋市、西宮市の中心部

店舗側のデメリットはほとんどないが、一つだけ懸念がある

忙しい時間帯に電話が鳴りっぱなしになったり、作り始めてからのドタキャンがあったりと、従来の出前はデメリットもありました。
それをウーバーイーツはことごとく解消してくれる存在と言っていいと思います。

●メリット
・初期投資が必要ない。
・店がヒマな曜日や時間帯だけ出前対応可にしておけば、これまでの店の切り盛りに悪影響がない。
・受注から決済までウーバーイーツアプリで完了するので、お金に関するトラブルがない。

ひとつだけ気になるのは配達員が素人だということです。
配達員が仕事を完了せずに逃げたり、雑な対応をして顧客を怒らせたりということがないよう、ウーバーイーツはちゃんと対策をしています。その心配はほとんどないのですが、ウーバーイーツの口コミに必ず出てくるのが次のデメリット。

●デメリット
盛り付けが崩れやすい。

ウーバーイーツの配達員の移動手段は、自転車か原付です。
配達用車両は、営業ナンバーを取得しなければならないためです(営業ナンバーを持っている配達員は自動車や50cc以上のオートバイの登録もできますが、都心は駐車場問題があるしほとんどの配達員は素人なのでほぼ自転車か原付です)。
そのため、料理は四角形のリュックで運ばれます。配達員の背中で運ぶのでどうしても揺れます。
器の中で料理が偏ったり、ぐちゃぐちゃになった状態で届くという例が多数あるようです。

サンドイッチやカレーなどは多少揺れても大丈夫だと思いますが、幕の内弁当のような具がゴロゴロ動きやすいお料理、汁が多いお料理には向いていないかもしれません。
パッケージや盛り付けを工夫し、何度か実験してからの導入がおすすめです。

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