紙袋のギモン解決!
Q.57

耐水性の紙袋を
作りたいです。
何とかなりますか?

TAG: 仕様 耐久性 

紙袋は紙ですから、どんなに厚い紙を使っても塗れると強度が下がります。強度を上げるなら加工が必要です。完全な「耐水性」を保障する紙袋は作ることができませんが、ある程度水に濡れても強度が変わらない撥水性の高い紙袋を作ることはできます。

A. PP加工をして撥水性を高めよう!
かみちゃん
かみちゃん: 井上さん、撥水なんて言ってないですよ。
なんでしれっと表現変えてるんですか。 耐水ですって。
井上さん
井上さん: 鋭いな。バレちゃ仕方ない。
完全な耐水の紙袋は、厳密に言うと無理だ。あと防水の紙袋も。
かみちゃん
かみちゃん: あれ?耐水と防水と撥水って何が違うんだっけ。
井上さん
井上さん: 本筋と関係ない話していいなら答えるけど。
防水は、水の侵入を防ぐこと。
耐水は、水によって変質しないこと。
撥水は、水を弾いて濡れづらくすること。

防水性については規格があって、防水レベルが8段階に決められているんだ。
0が無防水で、数字が大きくなるほど防水性が高くなる。
6が「暴噴流に体する保護」で、耐水形と呼ばれる。
よく「完全防水」って言われるのは、潜水状態でも水が入らない「保護等級8」を指す。
「完全防水」っていう言い方は規格名じゃないから、雑誌とかが勝手に言っているだけだけどね。
かみちゃん
かみちゃん: 耐水性のある紙袋っていうと、つまり防水の保護等級が6ということですか?
井上さん
井上さん: そうそう。だから厳密には無理って言ったのだ。
でも紙袋を水に強くする方法はある。
PP加工だ。

PP加工は、ポリプロピレンのフィルムを紙に貼付ける加工だ。
だから高い撥水性が得られる。
紙袋は道具だから、まず使い勝手を阻害するようなデザインは避けるべきだと思うな。
かみちゃん
かみちゃん: どれくらいの雨に耐えられるんですか?
井上さん
井上さん: 紙袋の場合、PP加工は表だけ。
だから断面は紙が露出しているし、のり付けされた部分から中に水が染み込むと、紙は柔らかくなるだろう。
だけど、そこまでの雨は暴風雨の中に出て行かない限り浴びることはないんじゃないかな。
かみちゃん
かみちゃん: まあ、普通に考えてそうですよね。
ニスも撥水性があるって言ってたと思うんですが、ニスはどうですか?
井上さん
井上さん: ニスは紙の表面に樹脂を塗る加工だから、撥水性はあるけどフィルムで覆うPPほどの強さはない。
PPは特に破れに強い加工なんだ。
もし紙の断面や継ぎ目から雨が入って紙に染み込んだとしても、PPならすぐに紙袋が壊れるなんてことはないだろう。
かみちゃん
かみちゃん: そっか~。じゃあ水に強い紙袋を作るならPP一択ですね。
夏場の屋外イベントとかにいいかも!

耐水性と呼べるほどの防水性能を紙袋に持たせることは、その構造上無理がありますが、少しくらいの雨ならPP加工で十分防ぐことができます。もし紙まで水が沁みてもPPなら破れに強いのでニスよりも安心感があります。

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