■晒クラフトの概要と特徴
晒クラフトは、茶色のクラフト紙と違い白色であり、印刷しても色彩が落ちず、紙の中でもそれほど価格が高くないため、包装用、手提げ用の紙袋に利用されることが多くなっています。製造方法は茶色のクラフト用紙を漂白して白くしたものです。そのため名称にも「晒(さらし)」となっています。若干、茶色のクラフト紙よりも強度が劣りますが、厚みなどを調整すれば強度は補うことが可能です。
■晒クラフトのメリットとは?
晒クラフトは、紙製品の中でも厚さを調整することで、強度を補強することが可能であるため、一般的に利用されています。手提げ用や、販促用の紙袋に利用されることも多くあり、価格も和紙などに比べると安価であるため、大量生産をすることが出来る、というメリットがあります。手触りは和紙に比べると、ややざらざらとしたところがありますが、基本的にはオールマイティの用途で使われているので、状況によって自分の希望するスタイルで使い分けることが可能になっています。井上工業所では晒クラフトを使った紙袋をオーダーメイドで対応しているため、希望する条件や予算、小ロットから発注することが可能なので大変お勧めです。
■晒クラフトの向いている業種は?
晒クラフトはクラフト紙を薬品で加工しているため、和紙に近いような光沢や手触りを作り出すことが可能です。お菓子などの和風な包装用紙、手提げ袋などには一般的に利用されています。ロゴやデザインなども紙袋に追加しやすく、比較的鮮明に引き出すことが可能なので、利便性の高い紙の一つといえます。井上工業所では、業種ごとにご要望に応じて、紙袋の製作の相談に対応をしているので、オーダーの際にお申し付けください。